
マランダーで何度かご紹介してきた珍しい生き物の中に、「センザンコウ」がいる。絶滅危惧種に指定されているこのユニークな生き物が、無邪気に水遊びをしている様子が話題になっていたのでシェアしよう。
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A Pangolin That REALLY Loves Swimming
南アフリカ・ズールーランドの中心に位置するManyoni Private Game Reserveから届いた映像だ。1匹のセンザンコウが、水浴びを満喫しているよ。

水は濁ってい入るけれど、身体を冷やしたり寄生虫から身を守ったりするには実に有効な方法だ。

このセンザンコウはディッツィという名前で、密猟者から救われてここで保護されているんだそう。今ではすっかり水遊びが大好きになってしまったんだそうだ。

センザンコウはその鱗が中国やベトナムで漢方薬として珍重されるほか、独特なパターンから革製品としても需要があり、密猟が後を絶たないんだそう。一説によると、「世界で一番密漁されている生き物」なんだとか。

可愛らしく、また鳴き声も立てないことからペットとしても人気が出てきたために、乱獲により数を減らし、現在では絶滅危惧種に指定されている。
この美しい鱗が、ブーツやバッグなどの素材として珍重されているんだとか。
センザンコウは暴れたり鳴き声をたてたりすることがないため、密猟者にとっては「楽な」ターゲットなんだそうだ。その実態を広く知ってもらうために、毎年2月の第3土曜日は「センザンコウの日」に指定されているんだとか。
密猟者対策は南アフリカでも精力的に取り組まれている課題だけれど、国際的な犯罪組織の関与も指摘されており、完全に根絶するのは難しいのが実態のようだ。
written by ruichan
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コメント一覧 (1)
つぶらな瞳が最高です
マランダー
が
しました