
ブラジルの保護施設Amor que salvaには、食肉にされるところを保護された多くの生き物たちが暮らしている。
フランシスコもそんな牛たちのなかの1頭だ。甘えん坊で人懐っこくてヤキモチ焼きのフランシスコだけど、小さな仲間を迎えたことで変わって行ったようなんだよ。
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This Rescue Cow Acts Like A 1-Ton Baby | The Dodo Soulmates
保護牛のフランシスコは甘えん坊だ。施設の運営者ルイザさんに、キスしたり抱っこをねだったり。いつもルイザさんのそばにいたいんだ。

フランシスコは酪農場からと殺場へ送られようとしていたところを保護された。最初はニンゲンを警戒していたフランシスコだけれど、ゆっくりとルイザさんたちに心を開くようになっていった。
生まれて初めて自由に走り回れるようになったフランシスコは、オモチャで遊んだり、頭をカキカキしたりすることがお気に入り。

ルイザさんが他の牛なんかをかまっていると、ヤキモチを焼いて押しのけちゃう。「この子は基本的に、体重1トンの赤ちゃんなのよ」

そんなフランシスコが変わったのは、子豚のマーティンを保護した日だった。そのときマーティンは、おとなのブタに踏まれて両足を骨折していたんだ。
フランシスコにとって、マーティンは「特別」な存在だった。いつもそばに寄り添って、マーティンを見守り続けるようになったフランシスコ。

片時も離れずに過ごすうちに、マーティンもフランシスコのように甘えん坊でヤキモチ焼きの愛らしい子豚に育っていった。そして今ではふたりとも、人懐っこいキャラクターで、たくさんの友達ができたんだよ。

おびえるだけだった生活から、甘えん坊な牛に生まれ変わったフランシスコだけど、マーティンとの出会いの後は、自分より小さい者たちにたくさんの優しさを分け与える「大きな赤ちゃん」として愛される存在になったんだ。
フランシスコやマーティンのハッピーなエブリディライフは、このサンクチュアリのInstagramで見られるよ。ぜひ一度訪問してみてね。
written by ruichan
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