
「運命の出会い」って信じるかな。この日この瞬間に出会わなければ、一生会うこともなかった相手かもしれないのに、その後強い絆で結ばれて、人生になくてはならない人になった…とかさ。
ペット相手でもそんな運命の出会いはきっとあるに違いない。メキシコで暮らすこの女性と一羽の七面鳥の出会いも、そんな奇跡のような瞬間から始まったんだ。
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Woman buys dinner turkey. And now they are soulmates.
2020年10月。ローズさんが暮らすメキシコのコスメルという島を、巨大なハリケーンが直撃しようとしていた。ローズさんはハリケーンに備え、お店が閉まる前に買い物をしようと近所の店を訪れた。
そこで彼女が見たものは、テーブルの下の段ボール箱に入れられた、七面鳥のヒナだった。ハリケーンが来たらこの店は水に浸かるかもしれないし、停電するかもしれない。
箱の中で鳴いているヒナを捨てておけず、ローズさんは7ドルを払って購入し、家へ連れて帰ったのだ。

その日の夜、荒れ狂うハリケーンの中で、ローズさんとヒナは寄り添って過ごした。その夜から、ふたりの間には切っても切れない深い絆が結ばれたんだ。
食肉用に改良された七面鳥は、生まれて3か月で出荷できる大きさに育つ。このヒナ…「ユーリ」も、あっという間にどんどん大きく育っていった。
ユーリは音楽が好き、ローズさんの靴を履いてみるのが好き、そして何よりも人から注目されるのが大好き。

ユーリのクチバシの上から垂れ下がっている「肉垂(にくすい)」は、いろんな状況によって伸び縮みする不思議なモノ。短くなると、まるで可愛いユニコーンの角みたい。

さらに頭のこの部分は、感情によって色が鮮やかに変わったりする。ピンクのときはノーマルでリラックスしているとき。真っ赤になったら怒っている印。青や紫に染まったら、それは自分をアピールする気満々のときだ。
また、ユーリは完ぺきなインドアタイプで、外で過ごすのはあまり好きじゃないらしい。特におkに入りの場所はキッチンで、ここで特製のスムージーを作ってもらうのが良いんだよ。

若鳥の頃には反抗期じみたものもあったらしく、その時期にはローズさんとあまりイチャイチャしてくれなかったんだそう。すっかり大人になって大きくなった今は、ヒナの頃のようにローズさんとベタベタしたがるようになったんだって。
同居している鶏さんとツーショット。身体の大きさの違いがよくわかるよね。
ユーリは現在、ローズさんのおうちで猫と鶏と一緒にハッピーに暮らしている。先月1歳と7か月になったユーリだが、あのまま食肉用として売られていたら、3か月ほどしか生きられなかったかもしれないんだ。
もともと犬を飼いたかったというローズさん。七面鳥と暮らすなんて夢にも思っていなかったわけだが、今となってはユーリのいない生活なんて考えられない!というくらい、大切なパートナーになったようだ。
ユーリとローズさん、そして猫と鶏のいる日常的風景をもっと見たいお友だちは、ユーリのInstagramに遊びに行ってみてね!
written by ruichan
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マランダー
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