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 みんなはタコの卵を見たことがあるかな? 卵が産まれて、その中で赤ちゃんたちが育って行って、やがて孵化して巣立っていく…そんな様子を間近で見守る幸運に恵まれる機会はめったにないはず。

 今回はラッキーにも、そんな光景に巡り合えたラナ・スミスソンさんが撮影した動画をご覧いただこう。
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Mama Octopus Waits Patiently For Her Eggs To Hatch | The Dodo Wild Hearts

 3月7日、ラナさんが初めて卵に気づいたときは、卵はまだ乳白色一色だった。
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 数週間後、卵の中には赤ちゃんの姿が! くるくると触手を動かしているのが見えるだろうか。

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 タコのお母さんは、卵を産んだ後は何も食べずに、子供たちを守り続けるんだ。その期間は種類や環境によっても違っていて、冷たい深海に棲むタコの場合、なんと4年5か月という記録もあるんだとか。

 このお母さんの場合は、1か月半にわたって卵を守り続けたんだそう。そしてある干潮の夜、子供たちはいっせいにお母さんの元から旅立って行ったんだ。

 その孵化の瞬間は残念ながらフィルムに収められなかったのだけれど、孵化後の卵の抜け殻を見つめるお母さんは、いったい何を思うのだろうか。

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 大役を果たしたお母さんタコの多くは、そのまま力尽きてしまうのだそう。願わくば、この小さな赤ちゃんたちの多くが無事に成長して、親となる喜びをお母さんと共有できますように。

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 ラナさんがこのタコのお母さんと最初に出会ったのは、今年の2月のことだった。そして3月7日、卵を産んでいることを確認。以来ずっと見守って来たんだそうだよ。

 お母さんたこと卵たちの様子をもっとゆっくり眺めたいというお友だちは、ラナさんのInstagramに行ってみよう!


 こちらはラナさんが撮影した魚の卵たち。

 孵化の様子を撮影した動画があったので、よかったらこちらも見てみてね。

【連続孵化の瞬間】タコの卵(ハッチアウト)" Octopus eggs hatching "

written by ruichan

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