種族の異なる生き物同士が仲良くなり、きずなが生まれ、そして親友同士になる……マランダーを見てくれているお友だちなら、それが決して稀な話でないことはよくご存じのことと思う。
今日ご紹介するのは、保護されたナマケモノと犬の間に生まれた友情をとりあげた動画なんだ。種族はもちろん、動くペースも違うふたりが、どうやって親友同士になったんだろう。
sponsored links
sponsored links
Rescued Sloth Becomes Best Friends With a Beagle | The Dodo Odd Couples
ここはベネズエラのサン・アントニオ・デ・ロス・アルトスにあるナマケモノの保護団体、Chuwie Sloth Rescue Centerだ。団体の名前の元になった、最初の保護ナマケモノ「チューイー」くんが、犬のセブンさんをなでなでしているよ。
チューイーは2020年6月に、この団体の創設者であるフアン・カルロスさんによって保護された。その時チューイーは送電線に触れてしまい、大やけどを負っていたんだ。
医師の治療とフアンさんたちの献身的な看病によって、徐々に元気を取り戻したチューイーだが、左手と両足の爪がすべて焼けてしまっており、野生に返すのは難しいと判断された。
チューイーとの出会いをきっかけに、フアンさんは交通事故に遭ったり犬などに襲われてケガをしたりしたナマケモノの多さに気づくことになる。そして彼らを助けるために、この保護団体を設立することにしたんだ。
やがてチューイーが自由に動けるようになると、フアンさんたちの愛犬セブンがその後をついて歩くようになった。どうやらチューイーと友だちになりたいみたいだよ。
セブンはチューイーの好きなものを一生懸命理解しようとする。例えばチューイーが葉っぱなんかを食べていると、自分も食べてみようとしたり、一緒にオモチャで遊ぼうとしたり。
今ではチューイーもすっかりセブンの存在を受け入れ、彼のペースでふたりの時間を楽しんでいるようだよ。
このチューイーに関しては、以前この記事でも少しご紹介しているので、良かったらぜひ読んでみてほしいな。
チューイーと彼のいるChuwie Sloth Rescue Centerの最新情報は、InstagramやTwitterで随時公開されているので、良かったらぜひ見に行ってみてね。
written by ruichan
▼あわせて読みたい
あっ危ない!ナマケモノのお母さん、木から落ちかけた子供をしっかりつかんで抱きしめる
ナマケモノとセルフィー。そうしたら最高の自撮りがとれた件
「ほら、気をつけないとダメでしょ?」道路に迷い込んだナマケモノ、通行人に抱きかかえられ所定の位置に
人の手で育てられるナマケモノの赤ちゃん。ぬいぐるみをお母さん代わりにギューッとするよ
ぬいぐるみより絶対可愛い!存在自体が反則的な、ナマケモノの赤ちゃんの仕草を堪能しよう
コメント