20220417_185055 (5)_batch

 キリンと聞くとまず思い浮かべるのが長い首。その理由としては、高いところにある木の葉などを食べやすいように進化したとか、捕食者を見つけやすいために首の長いものが生き残ってきたとか、いろいろな説があるようだ。

 その長い首は、闘いの際に武器としてもつかわれるらしい。今回はキリン同士のバトルの様子を見てみよう。
sponsored links
sponsored links


Bull Giraffes Battle in Botswana || ViralHog

 この動画はボツワナのンサイ・パン国立公園で撮影されたものだそうだ。2頭のキリンのオス同士がただならぬ雰囲気?

20220417_185055 (4)_batch

 お互いに長い首をぶつけ合って、激しくバトルをしているようだ。
20220417_185055 (7)_batch

 体格的には互角同士。
20220417_185055 (8)_batch

 どうなったら勝負がつくんだろう?
20220417_185055_batch

 キリンは首の長さが体高の半分を占めており、また首の関節の可動域が広いために、戦うとなると首を武器にすることになる。鞭のようにしならせて相手を攻撃するわけだが、なんだか折れそうでハラハラする。

 相手にダメージを与えるために、胴体部分を頭突きで狙うのだが、キリンの頭蓋骨の中には空洞があって、衝撃を緩和するようになっているんだそうだ。

 このバトルは「ネッキング」と呼ばれるメスや覇権を争って行われるもののほか、若いオス同士で「スパーリング」という闘いの練習のような行為をすることもあるらしい。

 もう1本、南アフリカのクルーガー国立公園で撮影されたネッキングの様子も貼っておくので、興味のあるお友だちは見てみてね。


Giraffes Fighting

written by ruichan

▼あわせて読みたい
キリンのケンカが静かにダイナミック。メスとの出会いをめぐって


キリンと赤ちゃんのツーショットを撮ろうとした。突然首を曲げて、キリンが赤ちゃんの頭にちゅう…!


サバンナでキリンの大群に遭遇した!ドライブ中、目の前を続々と横断していく巨体の群れに感動


キリン「邪魔でしょ?とってあげるよ!」と、ガゼルの頭についた木の枝をひょいっ!


「ええと、動かないでいればOK?」好奇心旺盛なキリンとのエンカウントに男性呆然のちこの笑顔