強い日差しの照り付けるアフリカのサバンナで、象たちが泥を身体にこすりつけるのには、体を冷やす、日差しを防ぐ、そして寄生虫などを退治するといった大事な理由があったんだ。
今日はそんな過酷な自然の中で、一生懸命、顔を泥に押し付けている赤ちゃん象の姿をご紹介するよ。
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Adorable baby elephant rubs its face in the mud
ここは南アフリカのクルーガー国立公園。灼熱の日差しが降り注ぐ暑さの中、水場の近くの泥の中で、象たちが涼を求めていた。撮影者さんはその中にいた、1頭の赤ちゃん象に目を奪われたんだ。
赤ちゃん象は、顔や鼻先を何度も何度も泥の中に突っ込んでいる。
他のゾウたちが、身体全体で泥の中を転げまわっている中、この子だけはなぜか、顔ばかりをこすりつけていたんだそうだよ。
しまいには鼻の上が泥だらけになっちゃったね。最後にはお口の中に泥が入っちゃったみたいで、慌ててお母さんの所へ駆け寄っていたよ。
泥浴びは強い日差しから象たちの肌を守り、身体についた虫も落としてくれる、象たちにとっては健康を守る上でも大切な毎日の日課なんだそうだ。この赤ちゃん象もそのうちに、身体中に泥をまとうことを学んでいくんだろうね。
written by ruichan
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