uAnimals0_e
image credit:Instagram

 ロシアによる攻撃が激しさを増すウクライナでは、動物たちも大きな危険にさらされている。今日はウクライナ国内に残された動物たちの様子を、現地の保護団体UAnimalsのInstagramで見てみよう。

 中にはショッキングな場面もあるので、どうか心を落ち着けて見てほしい。
sponsored links
sponsored links

1. ハリコフではシェルターが爆撃に遭い、5匹の犬が命を失った

2. 取り残された猫を助けるウクライナ軍の兵士

3. 動物たちの食糧も在庫がいつまでもつか…

4. 現在までに、少なくとも4つの動物保護施設が爆撃を受けたのだそう

5. 愛犬を抱えて避難する人

6. 南部のバシュタンガの検問所への爆撃では、この犬以外誰も生き残らなかった

7. 建物の中に取り残されたペットも多い

8. 兵士と戦車と猫

9. 幸運にも全員の避難に成功した猫のシェルター。ドイツへの移送を目指すそうだ

10. 家族全員を爆撃で失った老人。残されたのはこの愛猫だけだった…

11. 救えなかったいのち…

12. 空爆をかいくぐって、シェルターに物資が届けられている

 ハリコフでは動物公園Feldman Ecoparkが爆撃を受け、飼育員2人、カンガルー2匹が命を落としたそうだ。この公園には300種類2,000匹以上の動物たちが飼育されていたんだそう。彼らが現在どうなっているのかはわからない。

 また、飼い主が避難の際に置いて行ったペットたちも多いのだそう。彼らの多くは、鍵のかかった家の中に閉じ込められていて、救出しようにも多くの場合は飼い主と連絡が取れないのだ。やむなく警察に通報して、壁に穴を開けて救出することもあるらしい。

 また、南部のニコラーイエフでは、爆撃による火災で、100匹もの猫が犠牲になったとの報告もあるようだ。祈ることしかできないのがもどかしいが、一刻も早く、ウクライナに平和が戻ってきますように!

written by ruichan

▼あわせて読みたい
「ペットを置いては行けない!」ウクライナにて、愛するペットたちと一緒に国境を越える避難民たち


「もう二度と離さないよ!」戦地から連れ帰った子犬と兵士が感動の再会


戦禍のシリアから~空爆再開!爆撃の中の猫たち避難を余儀なくされる


戦禍のシリアから~「猫の家」再び~交通事故で大ケガをした猫を救え!


戦禍のシリアから~がれきの山から助けた犬を引き取った心優しきソルジャー