ukraine1_640
image credit:Facebook

 戦禍に見舞われたウクライナでは、現在ペットを連れて避難する人たちが続出している。国内のシェルターに避難する人、国外への脱出を試みる人、誰もが家族同然のペットを置いてはいけない!と、一緒に避難生活を送っているのだ。

 今日はそんなウクライナのペットたちの様子をお伝えしようと思う。早く住み慣れた自宅での、愛する家族といっしょの生活が戻ってきますように。
sponsored links
sponsored links

1. ルーマニアとの国境にて


2. ペットと一緒に避難してくるウクライナ人たちのためにNGOが立ち上がった


3. 寒い中、飼い主と辛抱強く外で過ごすペットたち


4. TVニュースの画面に映った、飼い主の方に乗って避難する猫

5. 駅も避難民たちでいっぱいだ(右スワイプで他の写真も参照)

6. この生活はいつまで続くのだろうか…


7. けなげに不自由に耐えるペットたち


8. 疲れちゃったよね…


9. 小さなペットも一緒に避難


10. それでも一緒に避難できて良かった


11. シェルターではなく、自宅の地下室でペットと過ごす人も


12.  ペットを置いてはいけない!と、出国を見合わせた外国人居住者もいる

 現在、ウクライナでは総動員令が出され、18歳から60歳までの男性の出国が禁止されているため、お年寄りや女性、子供たちと一緒に国境を越えるペットたちがやはり多い。自分たちだけでも大変なのに、ペットを連れての避難は飼い主にとっても負担の大きなものだと思う。

 各地の支援団体を通じ、世界中から温かい手が差し伸べられていることが、暗いニュースばかりの中での救いとなっている。詳しくはカラパイアで記事にしているので、ぜひそちらも読んでほしい。



 ちなみに現在、ルーマニアやポーランド、スロバキアなどの隣国では、国境を越えて避難するウクライナ人に向けた手続きの簡素化が進んでおり、ペットを連れていても問題なく入国できる措置をとっているそうだ。

 現地でペットたちの支援をしている団体に、日本から直接寄付をするのは難しいが、自分にできる形でサポートができればいいなと思っているよ。

written by ruichan

▼あわせて読みたい
戦禍のシリアから~空爆再開!爆撃の中の猫たち避難を余儀なくされる


戦禍のシリアから~「猫の家」再び~交通事故で大ケガをした猫を救え!


戦禍のシリアにて。保護施設「猫の家」で子犬の面倒を見る母猫が発見された


火事や高所も何のその。猫を救う消防士たちの雄姿


あの日を決して忘れない!9・11同時多発テロの際、グラウンドゼロで活躍したヒーロー犬たち