カナダで暮らす犬のウィンストンことウィニーは、生まれつき障害を持っていた。前足の一部と胸骨が欠損しているため、他の犬たちに混じって、激しく遊ぶことができなかったんだ。
そこでご主人が連れてきたのは、ウィルマという保護子ブタだった。2人は出会ったときから親友同士になったんだよ。今日はそんな彼らのストーリーを見てみよう。
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https://www.youtube.com/watch?v=8098q_UpJFY
生まれつき胸骨と前足の一部が欠けていた犬
ウィニーが生まれたのは昨年の5月19日。だが彼には生まれつき前足の一部と胸骨の欠損があり、仲間の犬たちとじゃれ合ったりもつれあったりして遊ぶと、内臓を傷つけてしまう恐れがあった。
独りぼっちで、ご主人のローレンさんを見つめるウィニー。何とかしたい!と思ったローレンさんは、道端で保護された子ブタのウィルマを引き取ったんだ。
子豚が家にやって来た!
初めて出会ったときから、ふたりの間には何か通じるものがあったらしい。鼻と鼻をこすり合わせて挨拶を済ませた後は、ウィニーとウィルマはあっという間に親友同士になったよ。
まるで犬同士のように、食べるのも寝るのも遊ぶのもいっしょ。楽しく遊び回っていたふたりだが、成長するにつれウィルマは徐々に、外で過ごすことが多くなっていった。
成長とともにふたりは別れて暮らすことに
身体の大きくなったウィルマがウィニーを傷つけてしまうことを恐れたローレンさんは、ウィルマには外の農場で暮らしてもらうことにした。
それでもウィルマに会いたがるウィニーは、トラクターに乗って農場まで遊びに行き、フェンス越しに束の間の再会を果たすのだった。
そんなウィニーを不憫に思い、ローレンさんはウィルマのぬいぐるみを作ってプレゼントした。今でもこのぬいぐるみは、ウィニーの一番の宝物なんだ。
犬生を変えるプレゼント
そしてある日、ウィニーにとっては人生、いや犬生を変えるようなプレゼントが、ウィニーのために作られたプロテクターが完成したのだ! さらに専用の車いすもゲットして、もうケガを恐れずにウィルマや他の犬たちと遊べるよ!
現在は子山羊のレンティルさんとも仲良しなウィニーくん。真っ赤なペアルックもキマっているね。
すっかり凛々しい系のわんこに成長したよ!
現在ここにはウィニーくん以外にも、バンビさんとテイラーくんという2匹の障害を持つ犬がいて、3匹合わせてウィニー戦隊を結成した模様だ。
ローレンさんとウィニーたちが住んでいるのは、オンタリオ州にあるCharlotte's Freedom Farmという動物たちに保護施設なんだ。ここでは犬や猫をはじめ、羊や山羊、豚などたくさんの動物たちが暮らしているよ。
ウィニーと仲間たちに会いに行きたいお友だちは、InstagramやTikTokに遊びに行ってあげてね!
written by ruichan
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