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 カナダで保護犬や保護猫たちを施設に移送する「Ruff Riders Animal Transport」という団体を運営しているジョンさんは、あるときとう時11歳のハスキーを保護施設に運ぶよう依頼を受けた。

 この人懐っこいハスキー、ラリーに魅了されたジョンさんは、自分がラリーを引き取ることに決めたんだ。
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Man adopts senior dog to make him happy in final years

 ラリーが保護されたのは、カナダ北部の人里離れたコミュニティだった。そこでは犬は放し飼いにされており、ラリーにも飼い主はいたそうだが、何年も前に引っ越してラリーは置き去りにされたらしい。

 ジョンさんはラリーを乗せて、保護施設まで34時間のドライブをすることに。そのうち15時間は吹雪の中という、過酷なドライブだった。

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 無事に保護施設についたラリーは、一度里親のもとへ引き取られた。だが、そこにはラリー以外の犬がおらず、寂しがり屋のラリーとは合わなかった。ラリーはいつも、他の犬たちと一緒にいたかったんだ。

 話を聞いたジョンさんは、「うちなら犬がいっぱいいるよ!」と、ラリーを引き取ることに決めたんだ。

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 ラリーはとても人懐っこく、愛情深い犬だった。ジョンさんのところに新しく来た保護犬たちがおびえ切っていた時、ラリーは彼らに寄り添って一晩中寝ずの番をしていたんだとか。


 ずっと外で生活していたせいか、なかなか家の中に入ろうとしなかったラリー。だが、外では独りぼっちで過ごさなくてはならない。寂しん坊のラリーは、やがて家の中で暮らすようになったんだよ。

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「二度とお腹を空かして、独りぼっちで過ごさなくていいんだよ」とラリーに約束したジョンさん。ジョンさんの本業は、実は犬のトレーナーなんだよ。

 一度に多くの保護猫や保護猫を運ぶ活動をしているジョンさんたち。

 安住の地を手に入れたラリーくん、仲間の犬たちといつまでも仲良く幸せに暮らしてね。


written by ruichan

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