アリゾナ州フェニックスにある犬の保護施設、「Sunshine Dog Rescue」に、ガソリンスタンドに棲みついていた1匹の犬が保護された。ジョージアと名付けられた犬は妊娠中だったのだが、残念ながら子供たちは助からなかった。
悲嘆にくれるジョージアのために、施設のオーナーは親を失った子犬を引き取れないかと探し回ったのだが、やって来たのは子犬ではなく子猫だったんだ。
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Mama Dog Who Lost Her Puppies Was Heartbroken Until She Got Kittens | The Dodo
早産で子どもを失った母犬ジョージア
ジョージアが保護されたのは、アメリカとメキシコの国境に近いアリゾナ州のガソリンスタンドだった。早産してしまった彼女の子供たちは、残念ながら助からなかった。
子犬たちを探しまわるジョージアの悲しげな様子に、施設のオーナーのアニタさんは、どこかに母親のいない子犬たちはいないかとSNSで呼びかけた。
子犬の代わりにやって来たのは3匹の子猫たちだった
だが、返って来たのは「子犬ではなく子猫なら..」.という反応ばかりだった。アニタさんは「子猫でも大丈夫かもしれない」と考えて、3匹の子猫をジョージアに会わせてみることにしたんだ。
アニタさんの心配をよそに、ジョージアは子猫たちを最初から受け入れた。まるで自分の子どものように、子猫たちの面倒を見るジョージア。
子猫たちもジョージアをお母さんだと思ったのか、お乳を飲む仕草を見せるように。ジョージアはかいがいしく子猫たちの世話を焼き、身体をキレイにしたりあやしたり。
アニタさんは子猫たちに授乳はするものの、育児はほぼジョージアに任せるようになった。ジョージアにとっても子猫たちにとっても、この出会いは大成功だったんだよ。
特に1匹の子猫がお気に入りに
子猫は3匹いたんだけれど、なぜかジョージアはその中の「ガムボール」と名付けられた1匹の子猫がお気に入りだった。他の2匹は自由に冒険させておいても、ガムボールだけはしっかりと自分のそばに置いておくジョージア。
面倒を見る時間も、圧倒的にガムボールに対してのものが長かったんだ。
2匹揃って新しいおうちへ
そうしているうちに、ジョージアの引き取り先が決まった。幸いなことに、引き取り手のマイケルさんが同居している姉妹は猫を飼いたがっていて、ガムボールもいっしょに引き取られることになったんだ。
残りの2匹の子猫たちも、無事に新しいおうちへと引き取られて行ったそう。ジョージアはマイケルさんのもとで、新たに「マイロ」という名前をもらって、ガムボールと一緒に幸せに暮らしているそうだよ。
written by ruichan
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