「サメ」という魚にはいろんな種類があるけれど、すぐに名前が思い浮かぶのはジョーズのモデルとも言われるホホジロザメ、頭の先端がトゲトゲのノコギリザメ、ペタペタ貼りつくコバンザメ(実はサメの仲間ではない)あたりだろうか。
だが変わった姿をしているという点では、シュモクザメもかなり印象的。今日はそのシュモクザメの大群に遭遇したダイバーが撮影した映像を見てみよう。
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Wall of hammerhead sharks completely surrounds scuba diver
真っ青な海の中、ダイバーに近づいて来る巨大な魚影。
シュモクザメの大群だ!
シュモクザメは現在9種類いるそうで、日本近海ではそのうちのヒラシュモクザメ、アカシュモクザメ、シロシュモクザメの3種が生息しているんだそう。このうちヒラシュモクザメ以外は、今回の動画のような大きな群れを作ることがあるんだって。
ちなみに「シュモクザメ」の「シュモク」とは、鐘を打つ時の「撞木(シュモク)」から来ている名前なんだそうだ。
お寺の鐘?と思うとハテナマークが頭をよぎるかもしれないが、時代劇なんかで火事のときに、火の見櫓でカンカンカンカン!と鐘を鳴らす様子を想像してもらえれば、ハンマーみたいなヤツだと納得してもらえるんじゃないかと思う。
上から見るとさらに納得。英語ではそのものズバリ「ハンマーヘッド」って呼んでいるよ。
ただし、このハンマーの左右の端っこには目がついているので、本物のハンマーよろしくコレで相手を殴りつけるなど、武器として使うことはないそうだ。
こちらはオマケ。ガラパゴスの海で撮影されたマダラトビエイの編隊だよ。静かに、まるで滑空しているかのような滑ら禍な動きで泳いでいく様子が見られるので、癒しのお供にぜひ楽しんでね。
Stingrays in perfect formation drift past thrilled scuba diver in the Galapagos
written by ruichan
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