a-maxresdefault_640

 田舎の道で出会った子犬はニンゲンを恐れ、敵意を剥き出しにしていた。だが同時に、「私を愛して!」という強い欲求も持っていたんだ。

 今日はルーマニアの田舎道で、1匹の野良子犬が犬生を変える運命の出会いをした瞬間をお届けしよう。
sponsored links
sponsored links


Scared Dog Abandoned On Roadside Melts In Woman’s Arms After Being Rescued

 この動画はルーマニアのとある村で撮影されたものだそう。撮影者のジョルジアナ・ネグさんが子犬に気づいて車を停めると、子犬はこちらに向かって真っすぐに走って来た。

 ジョルジアナさんが手を差し伸べると、子犬は最初は警戒心をむき出しにした。
scareddog2_640

 だが、すぐに怯えた子犬の鳴き声は、威嚇から甘えへと変わったんだ。
scareddog5_640

 ジョルジアナさんが抱き上げると、子犬は安心したようにその身体を預け、ペロペロと甘えるようにジョルジアナさんの顔を舐め始めた。

scareddog6_640

 すっかり安心して、眠りに落ちる子犬。
scareddog7_640

 ジョルジアナさんは、ルーマニアのファガラシュという街でストリートアニマルたちの保護活動をしている「SOS Arms」を運営している女性である。

 たったひとりで生きてきた子犬にとって、見知らぬ人間を怖れ、警戒するのは当然のことだった。しかし同時に、甘えたい!愛してほしい!という強い気持ちも持っていたんだ。だからこそ、ニンゲンを警戒しているにもかかわらず、ジョルジアナさんに向かってまっしぐらに走って来たんだろう。

 この子犬にとってハッピーな未来はもうすぐそこ。温かい愛情に包まれた暮らしがきっと待っているよ。

written by ruichan

▼あわせて読みたい
子犬「ボク、家の中に入ってもいいんですか?」初めて人のぬくもりに触れた野良子犬の幸せを守りたい


生まれつき後ろ脚のない猫、保護施設の人間に感謝を示してキスをする


「さあ、ご飯を持ってきたよ!」ロックダウン中の世界各地で、動物たちにエサを届ける人々がいた


どうか強く生きてほしい。街角やシェルターで撮影された東欧のストリート・ドッグたち


犬たちにも車椅子を!足が不自由な犬全てに車椅子を与える試み(ルーマニア)