
ジャガーという生き物は、日本ではあまり馴染みがないかもしれない。一見しただけでは「ヒョウとどう違うの?」と思うお友だちも多いんじゃないかな。
今日は2頭のジャガーが、仲睦まじくじゃれ合っている様子をご紹介しようと思うんだ。毎度同じフレーズを持って来ちゃうけど、ホントに「大きな猫」な彼女たちの様子をぜひ見て欲しいよ。
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Adorable rescued jaguars show affection to each other
木の台の上で、抱き合いながらじゃれついている2頭のビッグキャットたち。

この2頭はメスのジャガーで、まるで実の姉妹みたいに仲良しだけど、実際には血のつながりはないんだって。

ジャガーは南北アメリカ大陸に生息するネコ科ヒョウ亜科のビッグキャットで、ヒョウによく似ているものの、身体の柄は微妙に違う。花のような形をしたヒョウの斑紋に対して、ジャガーはその斑紋の中心に点があるのが特徴だ。
上からチーター、ヒョウ、ジャガー、ユキヒョウの斑紋と顔の違いだよ。
Reference Guide to Big Cat Spots
日本ではなかなか難しいが、アメリカやロシア、ブラジルなどでは猛獣であるビッグキャットたちをペットとして飼育しているお宅もある。もちろん、ペットとしての彼らを入手するのは簡単ではない。そして猛獣を手に入れるための、闇市場も存在しているのだ。
だがもちろん簡単に飼育できる生き物ではないもんだから、飼いきれなくなって手放したり、扱いに困って虐待やネグレクトをしたりといった問題がいっぱい起こっている。

今回のこの2頭のジャガーは、子供の頃にブラックマーケットから救出されたんだそう。人間の手で長い間育てられてきたので、もはや野生に帰すことは不可能。それでこの保護施設で暮らすことになったんだって。

ずっと一緒に過ごしているうちに、ふたりの間は切っても切れない強い絆で結ばれたようだ。
安心しきった様子でじゃれ合っている彼女たち。このままずっといつまでも、ここでハッピーに暮らしてくれるといいよね。
written by ruichan
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マランダー
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