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 マランダーでは定期的に動物たちの異種間友情についての記事をご紹介しているけれど、すべての動物たちが何時いかなる時でも友情関係を築けるかというとそうでもない。何て言ったって、自然界は優しくそして厳しくもある。仲間の安全を守るために他の動物をテリトリーに入れないという選択をすることもままあるのである。

 ガチョウの群れたちが水辺で休んでいたところ、好奇心旺盛なオポッサムが茂みから顔を出した。そこからガチョウたちとオポッサムの視線による攻防戦が始まった。
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Geese band together to defend against possum intruder

 茜色に染まる空、鳥たちは岸辺で羽を休めていた。大事な仲間たちと心と体をリラックスさせる大切のひと時。そこにちょこんと顔を出しちゃった子がいたのである。左側に小さく映るあの子はオポッサムである。

 ちょこちょこ群れに近づこうとするものの。ガチョウたちはそれを許した雰囲気をかけらも出さない。気まずく感じたのかオポッサムはその場を逃げるように走り去っていった。

 
 夕暮れ時の池では鳥たちが集まっていた
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 そこに現れたオポッサムは、顔を近づけたり尻込みしたり。
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 ムードに耐えられなくなったのか、ガチョウたちをよけるように動いて
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 猛ダッシュで夕日の方へかけていった
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 走りっぷりからは、何だかオポッサムの泣き声まで聞こえてきそうだ。ガチョウたちにもガチョウたちの事情があったのだろう。別の日に違ったシチュエーションで出会えば、もしかしたら仲良くできたのかもしれない。そういうことにしておこう。動物関係でも人間関係でもきっとタイミングやデリカシーが大事なのかもね。

追記:(2021/07/03)ポッサムをオポッサムに訂正し再送します。
written by kokarimushi

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