そろそろ水の恋しい季節になって来た。マランダーでも、これからは涼し気な光景を紹介することも増えていくと思う。
というわけで、今日はダイバーからエサをもらうウミガメのタイマイの様子をご紹介しよう。
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Critically endangered turtle enjoys treats & affection from human friends
ウミガメがダイバーから海綿をもらっているよ。ちぎって食べる様子が可愛いよね。
このメスのタイマイは、パプアニューギニアの保護施設で育てられたのちに、この珊瑚礁に放されたんだって。
エサの取り方をニンゲンから教わったので、今でも人間はエサをくれる存在だと認識しているみたいだ。
もうないよ、終わりだよ! このダイバーはロニーさんと言って、保護施設でタイマイに野生で生きるスキルを伝授していたらしい。そして時々、ここに放されたタイマイたちの様子を、見に来ているんだそう。
タイマイの方も、昔世話をしてくれたロニーさんのことを覚えていて、見つけると真っ先に寄ってくるんだって!
この懐きっぷりを見て!
鼈甲の材料として乱獲されたり、海の汚染の影響を受けたりして生息数を減らし、絶滅が心配されているタイマイだが、このように献身的な保護活動も徐々に実を結んで、最近では産卵数も安定してきているんだそうだ。
ロニーさんたちは、サンゴの隙間にあるカイメンなどをとって食べる術などを、タイマイたちに根気よく教え続けているらしい。タイマイたちもこの環境なら、安心して繁殖し、数を増やしていけるんじゃないかな。
written by ruichan
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