海で暮らす水鳥というと、どんな鳥を思いつくかな。まずカモメ、それからアホウドリにウミネコ…あと何がいたっけ…?
意外と海鳥って知らないんだなと、愕然としてしまったりしたんだが、今日はそんな海鳥の中から「シロカツオドリ」に登場してもらったよ。実際にどんな鳥なのか、早速動画を見てみよう。
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The Gannet’s Dive
カツオドリの仲間は、上空から弾丸のように急降下して魚をとらえるという離れ業で知られている。今回の映像に出て来るシロカツオドリたちは、なんと時速190㎞ものスピードで海に突入するんだそうだ。
まるでミサイルが降り注いでいるみたいな光景。すごい。
海中に突入した彼らは、水深11m程度までダイビングして魚を捕らえ、海の中で飲み込んでしまうんだそう。なんと中には、25mの深さまで潜った例もあるそうだ。
突入する直線には、羽を後ろに伸ばして矢のような流線型のシェイプとなる。目は保護膜で覆われ、首や胸を膨らませて衝撃に備えるのだ。
このカツオドリやトビウオなどを参考にして、水中の探索や救助活動に役立てようと、ロボットの開発が進められているそうだが、突入するときの衝撃を克服するのが難しく、なかなかうまくいかないようだ。
実際のロボットの実験の様子。
Aquatic Micro Aerial Vehicles (AquaMAV) for water health monitoring
ちなみにシロカツオドリのご尊顔はこんな感じ。
カツオドリの仲間は、ペリカン目に属する海鳥だ。彼らほどの垂直効果ではないものの、ペリカンたちも壮大なダイビング風景を見せてくれる。
このペリカンたちもなかなかスペクタクルだったので、よかったらこちらの記事も見てみてね!
もうちょっと見たい!というお友だちは、ペリカンと海鳥たちの狂宴もどうぞ。
Seabird Feeding Frenzy || ViralHog
written by ruichan
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マランダー
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