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 ご主人といっしょにヨガをたしなむチワワ、パンチョくんを覚えているお友だちはいるかな?



 あのパンチョが虹の橋を渡って旅立ってから、もうすぐ1年が経とうとしている。現在イタリアで新婚生活を送るご主人のニックさんは、新たに1匹の保護犬を家族に迎えることにしたそうだ。
 
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Scared rescue dog from shelter to home

 パンチョがいなくなってから9ヶ月。ニックさんは新妻のヴァレンティーナさんとの新婚生活を送りながらも、胸にぽっかりと空いた穴を埋められずにいた。

 やっぱり犬と一緒に暮らしたい!そう思ったニックさんは、パンチョのような小型犬を引き取ろうと考え、SNSで情報を求めたりシェルターに足を運んだりして探していたんだ。

 しかしシェルターでニックさんが運命を感じたのは、このおびえた目をした犬だった。この子に「ブー」という名前をつけ、おうちに迎えることに決めたんだよ。

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 だけどブーはおびえ続けて、なかなかニックさんの手から餌をもらおうともしなかった。ニックさんたちは忍耐強く、ゆっくりとブーの心を開いていったんだ。

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 そしてブーが家にやって来てから23日目。ブーが初めてニックさんの手からオヤツを食べてくれた!

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 それはまさに、ブーとニックさんの間に見えないきずなが結ばれた瞬間だったみたいだ。その後ブーはご覧の通り、人懐っこくて甘えん坊なわんこに大変身!

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 パンチョが亡くなった時、実はニックさんは新婚旅行でフィリピンにいて、お別れをすることができなかったんだそう。

 連絡を受けてビーチで号泣していた時、何かがニックさんの背中を優しく押した。振り返ってみるとそこには大きな犬がいて、パンチョがしていたようにヨガのポーズをしてみせたんだって。

 まるでパンチョがその犬の姿を借りて、「ボクはずっとそばにいるよ!」と言いに来たように、ニックさんは感じたそうだ。


 きっとパンチョは今も虹の橋の向こうから、ニックさんやブーを優しくっ守ってくれているに違いない。

 ニックさんはいつかパンチョのように、ブーといっしょにヨガができたらいいなと思っているそうだよ。ブーがヨガを覚えたら、またぜひマランダーでも紹介したいと思っている。その日を楽しみに待っているよ。

written by ruichan

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