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 インド北西部の街ウダイプルで、ストリートアニマルの保護・救助活動を精力的に行っている、Animal Aid。コロナ禍の中も活動を続ける彼らの元へ、再びSOSを要請する通報があった。

 ひどい皮膚病と飢えに苦しむ犬がいるという連絡を受けて、現場に駆けつけたスタッフたちだったが、犬はひどくおびえていて、人を近づけようとはしなかった。
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Emaciated and ill with mange, love healed this girl inside and out.

 その雌犬はニンゲンをひどく警戒していて、近くに寄らせてくれなかったため、網で捕獲するしか手段がなかった。

 保護してすぐに皮膚病の治療が始まったが、この悲しい目をした犬は、ニンゲンが彼女に触れるのを極端に嫌がっていた。

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 食べ物を与えようとしても、人が近くにいると食べようとしない。お薬のシャンプーをする間も、不安そうなこの瞳で立ち尽くしている。

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 皮膚の状態が良くなって、あばら骨も見えなくなった。それでもスタッフが触れようとすると、警戒して逃げていってしまう。

 その臆病な様子から、彼女にはマウシー(ネズミちゃん)という名前がつけられたんだ。

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 そして今、スタッフの惜しみない愛情に包まれて過ごしたマウシーは、見違えるように美しい女の子になった!

 警戒心はすっかり消えて、仲間たちやスタッフと楽しそうに過ごす現在のマウシーの様子が、カメラに収められていたよ。

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 インドでは現在、全国的に見ればコロナの感染者数も落ち着きを見せるようになってきたものの、南部のケララ州などでは、いまだに感染拡大が続いているそうだ。

 経済活動の再開に伴い、路上でお腹を空かしている動物たちは減ったと言われているが、交通事故に遭ったり、ロックダウン中にペットを飼い始めたものの、面倒が見られなくなって捨てられたり直接施設に持ち込まれたりするケースも増えているんだそう。

 インドでは感染者数が1,000万人を超えているが、そんな中でも献身的な活動を続けるAnimal Aidのスタッフたちには、頭が下がる思いである。

 すべてのストリートアニマルたちが、こんな笑顔を見せてくれる日が来ますように。そう願って、彼らの活動は今日も休むことなく続いているのだ。



written by ruichan

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