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 ミンクはイタチ科の生き物である。つまりテンやオコジョ、フェレットなんかの親戚と言ってもいいだろう。ということはつまり、イメージ的には、おうちにいたら目まぐるしくイタズラしまくる感じなんだろうか。

 実際にミンクと暮らしているお宅の様子から、ミンクのお茶目っぷりを眺めてみよう。
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Pet Mink plays ball

「笑うキツネ」でマランダーでもおなじみのSaveAFox Rescueでは、キツネだけではなくミンクの保護にも精力的に取り組んでいる。

 そしてその創設者のミケイラさんのお宅には、アトラスというミンクがペットとして飼われているんだよ。このアトラスくん、とにかくヤンチャでじっとしていない。

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 特にお気に入りのボールで遊ぶときは、部屋中というよりも家中を走り回って、ミケイラさんを翻弄するよ。

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 同居猫たちも一瞬固まってしまうくらい、その運動量は半端じゃない。
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 そしてミンクの習性として、水の中で過ごすのが大好きなんだそうだ。起きている時間の半分くらいは、水に入っているらしいよ。

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 ミケイラさん曰く、ミンクは一言でいうと「陸に住むピラニア」みたいな生き物だそう。同じイタチ科でペットとして人気のフェレットとは違い、攻撃的で気性も荒く、スキンシップも好まないんだって。

「なぜアタシの食事場所をミンクが占領しているニャ?」と、同居猫のリリーさん。

 なかなかじっとしていないアトラスくんのお顔はこんな感じ。ミケイラさんとのツーショットだよ。



 日本では毛皮用に輸入された個体が逃げ出して、野生に定着しているのが各地で確認されており、現在は特定外来生物に指定されているため、ペットとして飼うのは難しい。

 デンマークやオランダなどで、新型コロナウイルスに感染したミンクが大量に殺処分されたのは、日本でも大きく報道されたので記憶にも新しいと思う。

 これを機に毛皮のための飼育を廃業する業者も増えているようなので、近い将来ミンクのイメージも変わってくるかもしれないね。

 キツネたちも相変わらず元気に笑っているようだよ。

written by ruichan

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