
ペットを飼うのには責任が伴う。だが飼い主が「飼えなくなったから」「飽きたから」などといった安直な理由で、捨てられる動物たちも後を絶たないのが現状だ。
アメリカの西海岸で、困っているストリートアニマルたちに手を差し伸べるHope For Pawsのスタッフたち。今日は「ホームレスの飼い主に置き去りにされた犬がいる」との通報で、早速現場に駆けつけた。
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His homeless owner disappeared one day and he didn't trust anyone!!!
そのホームレスは複数の犬を飼っていたようだが、この犬だけを置き去りにして姿を消してしまったのだという。
犬は近づいてくるスタッフのエルダードさん、ロレタさんに警戒したのだろう。通りから外に通じる門を閉める前に逃走。やむなく走って追いかける2人。
線路沿いを過ぎ、ロサンゼルス川にぶつかったところでようやく動きが止まった。途中バイクに乗った人に手伝ってもらおうとしたのだが、聞こえなかったのか止まってもらえなかったんだ。

ホームレスのもとにいたとはいえ、飼い犬だったこのわんこ。「座って、お座り!」というエルダードさんの声に、ゆっくりと腰を下ろしたよ。
そして犬のハーネスにリードをつけて、保護することに成功! 君の名前は「ガーフィールド」に決めた!

だがここからが大変だった。疲れ切っていたガーフィールドは歩くのを拒否。抱っこされるのも嫌がった。そもそも最初の現場からここまでは相当距離がある。一計を案じたエルダードさん、専用のタクシーを用意したよ!
ガーフィールドもこのサービスはとても気に入ってくれたみたいだ。

穏やかだ優しい性格のガーフィールドは、オモチャで遊ぶのが大好き。すっかり元気になって、新しいおうちで愛情たっぷりに暮らせる日を待っているよ。

無責任な飼い主による飼育放棄だけではない。不慮の事故や病で、ペットの面倒が見られなくなってしまうケースだってあり得るのだ
自分にだって明日何が起こるかわからない。万一のことがあったとして、ペットたちが引き続き幸せに暮らし続けていけるように、しっかりと考えておかないといけないと思うのだ。
written by ruichan
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コメント一覧 (1)
なぜ置いてっちゃったんだろう?、一番可愛らしかったとか?(吉宗のリストラ的な)