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　最近マランダーでピューマというと、人懐っこいペットの家ピューマ、メッシくんの話題が多いので、なにやら猫に準ずる可愛い生き物…というイメージを撒き散らしているかもしれないとちょっと思っている。

　だが本来ピューマ、あるいはクーガーという生き物は猛獣であり、肉食獣であり、恐ろしいプレデターのはず。森でバッタリ出会ったりしたら、生きた心地がしなくなるのが正解なのだ。
　
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ORIGINAL - Cougar Attack in Utah | Mountain Lion Stalks Me For 6 Minutes!

　事件は10月10日の土曜日、ユタ州のプロボ近郊にあるスレートキャニオンでハイキングをしていたカイル・バージェスさんは、道端に4匹の猫のような生き物がいるのに気づいた。

　最初「ボブキャットかな？」と思ったカイルさんは、のんきにスマホを向けて撮影を始めた。しかし次の瞬間、彼の背筋は凍りついた。その背後から、なんと1頭のピューマが躍り出て来たんだ！

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　そう、最初に見つけたのはピューマの子どもたちで、カイルさんに気づいた母親が、子供たちから彼を遠ざけるために執拗に後を追って来たのだ。

「ちくしょう！」「あっち行け！」「頼むよ！」と、時には威嚇し、時には哀願するようにピューマに語りかけながら、後ずさりを続けるカイルさん。

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　母ピューマは時折飛びかかるような行動を見せつつも、カイルさんの後を淡々と追いかけて来る。

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　永遠とも思える恐怖の6分間が過ぎたころ、母ピューマは突然身をひるがえすと、子供たちのところへと戻って行ったようだ。

　グッタリ動けなくなったカイルさん。手の震えが止まらない。
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　以前、アラスカでクマの親子に追跡されたシーンを紹介したことがあったけれど、あれはどちらかというと目的地が同じだったのかもしれない。



　だが今回は明確にカイルさんをロックオンして追いかけてきたわけで、この6分間は生きた心地がしなかったのではないだろうか。

　同じくピューマに追いかけられて、メタリカで撃退しちゃった女性について、かつてカラパイアで記事にしたことがあったので、良かったらこちらもぜひ見てほしい。



written by ruichan

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