
今日ご紹介するのは昨年の暮れに起こった出来事の映像なので、もしかしたら見たことあるよ!って言うお友だちもいるかもしれない。
凍り付いた湖の上で動けなくなっていた鹿たちを、通りすがりのスケーターが救出するシーンなんだけれど、ワイルドながらも効果的な救出大作戦となっているので、よかったらぜひ見てほしいな。
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Man Saves Multiple Deer Stranded On Frozen Lake in Ontario
舞台はカナダのオンタリオ州にあるとある湖だ。昨年の12月3日のこと、お昼休みにちょっとスケートを楽しもうとやってきたRPことライアン・ピーターソンさんは、氷の上で動けなくなっている3頭の鹿を発見したんだ。

氷は薄く、重い乗り物で救出することは不可能だった。そこでRPさんは職場に取って返し、ロープを持ってきて鹿たちの救出作戦を決行することに。
まずは1頭の鹿の首にロープをかけて、岸まで引っ張って行くよ。

さらに2頭、まとめて引っ張るRPさん。鹿たちも状況を理解したのかあきらめたのか、おとなしく引っ張られて来たようだ。

最後の難関。滑る氷上から陸に上がるのがまた一苦労。

ようやっと陸地に上がった鹿たちだったが、うち1頭はどうやらおしりにケガをしているようだった。RPさんはすぐに天然資源省に通報したのだが、まだ氷が完全に湖を覆っていないため、調査のために人を派遣するのは難しいという返事が返って来たそうだ。
そういえば以前、アメリカでも同じような救出劇が繰り広げられていたよね。
氷の上で動けなくなった動物は、なすすべもなく死を待つことしかできないケースも多い。中にはこんな方法で、氷が解けるのを待つ生き物も。
これからやって来る冬は、野生の生き物たちにとってつらい季節だ。今回の鹿たちは、RPさんのとっさの機転で救われたけれど、いつ割れてもおかしくない氷の上でのレスキュー活動は、彼にとってもかなり危険な行為だった。
厳寒期には日本でも天然の氷でスケートを楽しめる場所もあるけれど、くれぐれも100%安全を確認できるところで滑ろうね!
written by ruichan
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