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 アメリカの西海岸で、トラブルに見舞われたストリートアニマルたちに手を差し伸べるHope For Pawsのスタッフたち。

 今日は彼らの最近の活動から、ゴミ箱に捨てられていたオポッサムの親子を保護した一部始終をご覧いただこう。
 
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Why would anyone throw animals into a trash can??? (mom and babies)

「ケガをしたオポッサムがゴミ箱に捨てられている!」という通報を受けて、現場に駆け付けたHope For Paws。スタッフのジョアンさんにとっては、これが最初の成獣のオポッサム救出ミッションだ。

 オポッサムはぐったりと動かない。通報してくれた女性は、「身体の位置が変わっているから生きてるはず」とのこと。早速ゴミ箱から救い出して保護するよ。

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 どうやらオポッサムは目にケガをしているようだ。通りかかった消防車のおじさんが、救出の様子を興味深そうに見学していたよ。

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 通報者にお礼を言って、主に野生生物の保護活動をしているPacific Wildlife Projectという非営利団体へと搬送。するとなんと、このオポッサムはお腹の袋に生まれたての赤ちゃんたちを抱えていたことが判明した!

 ジョアンさんは通報者の女性とすぐに連絡を取って、ゴミ箱の中に赤ちゃんが残っていないか確認してもらったよ。幸いなことに、全部お母さんと一緒にいたみたいで一安心。

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 そして2ヶ月後、すっかり元気になったお母さんと、見違えるように大きくなった赤ちゃんたち。お母さんは目をケガしているため、このまま施設で暮らすことになったんだ。子供たちはいずれ大きくなったら、野生に返してあげるそうだよ。

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 オポッサムはアメリカ大陸に生息する唯一の有袋類である。別名「フクロネズミ」とも呼ばれていて、大陸移動で北米と南米がつながる前からの生き残りなんだそうだ。

 このオポッサム、死んだフリをすることでも有名で、死臭に似たニオイまで放つんだって! 最初に発見されたときも、もしかしたら自分と子供を守るために、死んだフリをしていたのかもしれないね。

 だがゴミ箱の中という場所は悪かった。このまま通報者さんに気づかれないまま回収されてしまっていたら、母子は助からなかったろう。ナイスなタイミングで発見し通報してくれた女性に、「グッジョブ!」とたくさん言ってあげたい。

written by ruichan

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