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 野生の王国アフリカのサバンナで、自然な姿の生き物たちを目にすることができるサファリツアー。

 だがそれは彼らの生活圏に我々がお邪魔して、彼らの日常生活を垣間見させてもらうというスタンスなのだ。

 その中ではいろんなハプニングが発生する。ニンゲンやその乗り物に興味津々近づいてくる動物たちも後を絶たないが、今回は意外な目的があったようだ。
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Big bull elephant scratches his trunk against safari vehicle during scary close encounter

 この動画が撮影されたのは、お馴染みの南アフリカのクルーガー国立公園だ。撮影者さんはこの日1人で車を運転し、野生動物を見に出かけたんだそう。

 すると水飲み場でオスのゾウを発見。遠くから眺めていたのだが、車に気がついたゾウがあっという間に近づいてきた。

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 ここで急発進するのは自殺行為だと思った撮影者さん。だがこのままでは巨大な像に何をされるかわからない。巨大なゾウにとっては、車をひっくり返すことだってたやすい。

 どうするのが正解なのかわからないまま、生きた心地もなく固まっていると、なんとゾウさんは身体を車体にこすりつけ始めた。

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 泥を落としたいのか、もしかして鼻が痒いのか?
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 どうやら車を「これは便利!」な孫の手?かなんかだと思ったみたい。幸いなことに撮影者さん本人には興味がなかったみたいだ。

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 ゾウは数分間こうやって過ごした後、ゆっくりと離れていったそう。心臓バクバク冷や汗タラタラでその様子を見守っていた撮影者さんだが、カメラを手放さなかったおかげで、一生忘れられないシーンを全世界と共有することができたのはラッキーだったね。

 こんな経験もいいと思うけど、アフリカまではちょっと…というお友だちは、国内のサファリパークで疑似体験をしてみよう。



written by ruichan

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