ron0_640
image credit:Instagram


「おしりが痒かったので…」という理由で、800戸もの住宅に大停電をもたらした牛、リムーザン牛のロン氏を覚えているだろうか。



 前回は事件直後の惨状と、悪びれる様子もないロン氏の表情をご覧いただいたのだが、あのあとどうなったんだろう。
sponsored links
sponsored links


 この動画は事件から12日後に撮影されたもののようだ。さんさんと降り注ぐ初夏の日差しの中で、まったりと日向ぼっこを楽しむロン氏。

ron1_640
image credit:Instagram

 件の電柱は既に復旧作業が完了し、周囲はフェンスで囲まれている。「これでもう、ロンのおしりのせいで停電が起こることはないでしょう」と、飼い主であるヘイゼル・ラフトンさんは語っていた。

ron2_640_640
image credit:Instagram

 ところで動物が原因で起こる停電は意外と多いようなんだが、いったいどんな動物たちが停電を引き起こすんだろう?

 まず思い浮かぶのが鳥たちによるもので、電柱に作った巣に使われている針金が接触したり、鳥自身が感電したりして、停電の原因となるパターン。日本だと、ワイヤー製のハンガーで巣作りをするカラスがやっぱり危ないよね。

Utility Power Pole with Wild Quaker Parrot Nest (Monk Parakeets) on Sterling Place, Edgewater NJ

 カナダのマニトバ州では、鳥よりもリスによる停電が一番多いんだそうだ。さらにはサルやヘビ、ネズミといった生き物たちによる被害も報告されている。

Squirrel Power

 ところでペットを飼っているお友だちには気をつけてほしいのが、おうちのコンセントやケーブルといった電気関連の設備である。かじったりおしっこをかけちゃったりすると、発火や感電、停電を引き起こしてしまうことも。

 ロン氏の場合は運よく本牛への被害はなかったものの、「電気」はひとつ間違えば、我々を含む動物たちの命にもかかわる危険なものだ。十分に注意と配慮をしてあげたいものである。

written by ruichan

▼あわせて読みたい
ウシもデンジャラスなところあるから。ウシにも背を向けるな!


いやいや、うちの牛の方が大きいから。巨大で有名になったウシのニッカーズさんに挑戦状


この人に決~めた!横たわった男性にぺと~んと甘えてくるウシ


さあみんな、お散歩に行くわよ!かしこいウシ、自分でかんぬきを外して脱走する


ボクが大きくなったんじゃないよ、ベッドが小さくなったんだよ!犬のベッドでくつろぐウシ