野生の王国、南アフリカのクルーガー国立公園では、毎日たくさんのドラマが起こっている。我々の目に触れないだけで、いのちを繋ぐため、生き延びるための闘いが各地で繰り広げられているのだ。
今日は襲う側だったものが、明日は獲物となるかもしれない。そんなサバンナで、肉食獣同士であるヒョウとチーターの決死のバトルが繰り広げられていたようだ。
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Cheetah Walks Right into a Leopard
事件は日曜日の朝に起こった。クルーガー国立公園内でサファリツアーを楽しんでいた一行は、大きなオスのヒョウに出会ったのだ。
テリトリーの見回りをしているのか、藪を出たり入ったり。周囲にマーキングしながら歩き回るヒョウを追いかけてのんびり2kmほど走ったところで、突然ヒョウが戦闘モードに突入。
ヒョウが狙っていたのは、反対側から歩いてきた1頭のチーター。肉食獣同士ではあるが、ツアー参加者たちには、絶好の位置で待ち伏せをするヒョウが有利に見えたそうだ。
他のターゲットなら、間違いなく仕留められていたタイミングだったのかもしれない。しかしチーターは言わずと知れた、地上最速のスプリンター。
どうやら今回は、無事に逃げ延びることができたようだ。
プレデター同士がお互いを襲うことは少ないが、ゼロではない。今回は極めてレアなシーンを目撃できたケースと言っていいだろう。
撮影者さんは弱肉強食が大自然の掟ということは十分に理解しつつも、今回は2頭とも今日を生き延びることができたのを見て、内心ホッとしたと語っている。
written by ruichan
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コメント一覧 (2)
地面ばかり撮ってるのが謎
マランダー
がしました
マランダー
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