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image credit:Instagram

 以前マランダーで紹介した、「横断歩道を渡る子供たちを誘導する犬」を覚えているだろうか。



 コロナで子供たちの姿が街から消える中、あの犬はどうしているんだろう? ふと気になったので様子を見に行ってみたよ。
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 ここはジョージアの街バトゥミ。トルコとの国境に程近い、黒海の沿岸にある街だ。その街角で小さな子供たちのそばに寄り添って、安全を確認しながら横断歩道を一緒に渡って行く1匹の野良犬がいた。名前を「クパタ」くんという。


 いまやジョージアの国民的スターとなったクパタくん。その功績が認められて、ジョージアの観光局からバトゥミのマスコットに任命され、こんなカッコいいエンブレムを作ってもらっちゃった。


 おまけにステキなおうちまで支給されたんだそうだよ。もう野良犬じゃないよね!

 さらに街角にはこんな巨大な壁画が登場!

 通り過ぎる子供たちや道行く人たちにモフられまくりという、幸せな毎日がこのままずっと続くかのように思えたのだが……。


 ジョージアでもコロナの影響で子供たちの姿が街から消え、横断歩道も車道も無人という異様な光景が広がる事態となった。

「早く子供たちに会いたいよ! きっといつか、街が元通りになる日が来るから、それまでみんな頑張って乗り切ろうね!」と、応援のメッセージを送るクパタくんなのであった。


 そんなクパタくんの最新映像がこちら。少しずつ規制も解除されてきたみたいで、暑い日にはお外でアイスを食べられるようになったよ!


 早くこの状況が落ち着いて、みんなで横断歩道を渡る姿が見られるようになるといいね!

written by ruichan

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