
イギリスで野生動物たちの救助と保護に携わる「Wildlife Aid財団」では、さまざまな生き物たちの救助活動を行ってきているわけだが、これまでの40年以上にわたるレスキュー劇の中には「なぜこうなった?」と首をかしげたくなる状況の動物たちもいたようだ。
今日は過去に行われた、「プールから出られなくなった鹿のレスキュー」風景をご覧いただこう。
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DEER falls into SWIMMING POOL!
今回通報を受けて現場に駆け付けたのは、獣医師のサラさんだ。なるほど、プールの中に1頭の鹿がいるのが見えるね。

鹿さん、意外と元気そうに、すいすいと泳ぎ回っているよ。

しかし足場もないプールから、自力で脱出するのは不可能だ。そこでサラさんはためらうことなく水に入って、鹿を抱え上げた。

暴れる鹿を上にあげるのは至難の業。カメラマンも手伝って、ようやく救出に成功だ。簡単に健康状態をチェックしたところ、なんとこの鹿は左の後ろ足が途中までしかないことがわかった。

だがサラさんは「これは私の勘だけれど、この鹿はこれまでこの状態で生き延びてきたわけだから、これからもきっと大丈夫。このまま放しましょう」と決断。その場で鹿を森に返すことに。

足を失った鹿はこれまでにも何頭か見つかっているのだが、みんな自然の中で何とか無事に暮らし続けているんだそう。この鹿も、これからも元気に過ごしてくれるといいよね。
written by ruichan
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