image credit:Instagram
動物たちは思いがけない事件を引き起こして、我々ニンゲンの生活に関わってくることがある。ロックダウン中のイギリス・スコットランドから飛び込んできたニュースによると、1頭の牛のせいで村一帯が停電してしまったそうなのだが…?
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事件は5月7日から8日にかけての夜間、スコットランドのチャペルトンとその周辺にある3つの村で起こった。イーストショートン農場で飼われているリムーザン牛の「ロン」が、近隣の800戸の住宅に、大停電を引き起こしたのだ。
事件後も堂々と写真撮影に応じるロン氏(4)。
農場主でロンの飼い主であるヘイゼル・ラフトンさんによると、ロンはどうやら「おしりが痒かった」ために、ついつい電柱におしりをこすりつけ、変圧器を落下させてしまったらしいという。
上の投稿を右にスワイプして行くと、落下した変圧器の惨状が見て取れる。駆けつけた業者も停電の原因を知り言葉を失ったようだが、その日のうちに電力は復旧。ロックダウン中にもかかわらず、ご苦労さまである。
image credit:Hazel Laughton
幸いなことに、変圧器はロンの上に落下することはなく、 11,000ボルトと言われる電圧の直撃を受けずに済んだ。
変圧器や電柱に目もくれず、飄々と草を食み続けるロン氏。
image credit:ron_aka_sparky
ヘイゼルさんはすぐに地元のFacebookグループに、「ロンは停電を引き起こしたことをここに謝罪します」という謝罪文を投稿し、地元の人たちに状況を説明した。事態を理解した近隣住民の反応はというと、
・かわいそうなロン!あなたが無事で本当に良かったわ!
・こんなハンサムなロンを許せない人なんている?
・あのねロン、あなた自分で思っているよりもおしりが大きいのよ?
・テレワーク中の皆さん、牛のおしりが痒かったせいでボスはログインできません!
などと好意的で、ロンの無事を喜ぶものばかりだった。
ロン氏は「リムーザン牛」という肉牛の一種なのだが、このリムーザン牛の特徴として、「おしりがでかい」というのがあるんだそう。おしりおしりと連呼するのもアレなんだけど、なるほどみんな「アイツなら仕方ない」って思っているみたいだ。
image credit:Facebook
「おしりが痒い」と言えば、かつて電気柵でおしりをカキカキしていた馬もいたっけね。
ヘイゼルさんによると、多分ロンは何が起こったのか覚えていないのではないかとのことだが、本牛のインスタグラムのアカウントも開設され、今後は地元のスター牛としての活躍が期待されるという。
References:BBC / MetroUK / Facebookなど / written by ruichan
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コメント一覧 (1)
気候が穏やかな時に劣化が見つかったんだから、ロンは失態ではなく大手柄。
マランダー
がしました