
野良猫以上、飼い猫未満の「居候猫」としての生活を満喫しているダルタニャンと仲間たち。彼らの暮らす邸宅のお庭には、個性豊かな猫たちが集まっているんだ。今日はその居候猫たちの中から、「ズーム」という名の猫を紹介しよう。
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The Cat Who Keeps Her Distance From The World
彼女が「ズーム」。名前の由来は、かつて彼女はニンゲンをいまいち信用してくれていなくて、アップのショットを撮影するにはカメラのズーム機能を使うしかなかったから。

ズームはとても賢い猫で、他の猫たちがご飯を待ち切れなくってドアに殺到するときも、彼女だけは遠くで待っていたんだって。「ご飯は向こうからやってくる」って、ちゃんとわかっていたんだね。

ニンゲンのことはあまり好きじゃなかったズームだけど、他の猫たちとはうまくやっていた。とはいえどちらかと言えば、やっぱり独りでいるのがお気に入り。時には他の猫たちとは離れた場所で、食事をすることも多いみたい。
今ではこの家のニンゲンにも慣れて、ある程度の距離までは近づかせてくれるようになったけれど、パーソナルスペースは確固として守り通している。

そんなズームの最近のお気に入りは、お庭に新しくできたこのキャットハウスだ。2階の真ん中の部屋が彼女のお気に入りで、ご飯もここで食べることにしたらしい。

たまに他の猫がやってくると、「ニャア!(あっち行って!)」の一声で追い払ってしまうんだって。

こんな性格のズームだし、いまだにニンゲンに触れさせてくれることはないんだけども、彼女もこのお庭の大切な仲間である。大家さんもその息子である撮影者さんも、ズームは「うちの猫!」という認識で、これからも大切に付き合っていくそうだよ。
written by ruichan
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