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 インドの古都ウダイプルで、ストリートアニマルたちの保護活動をしているAnimal Aid。今日も街の人たちからの通報を受けて、困っている動物たちのレスキューに奔走しているよ。今回は「車に轢かれた犬がいる」というSOSを受けて、さっそく現場に急行したんだ。
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Worried old paralyzed dog rescued. After 2 months of therapy meet Buster now.

 スタッフが現場に到着すると、そこにいたのは毛布にくるまれ、食べ物も与えられて横たわる1匹の犬。「寒くないように」と、近所の人たちが服まで着せてくれていたんだよ。

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 脊椎は損傷しているようだが、まだその足には感覚が残っていた。
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 一縷の望みにかけて、理学療法を行うことに。
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 だが3週間が過ぎても、彼の後ろ足は体重を支えることができなかった。
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 それでもスタッフと、そして犬は必死のリハビリを続けた。スタッフはこの犬に「バスター」という名前をつけたんだ。そしてすっかり元気になったバスターは、もといた場所へと帰ることができたんだよ。

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 インドというと「暑い国」というイメージがあるかもしれないけれど、地図を見ればわかる通り、ウダイプルのある北西部は日本の沖縄くらいの緯度になる。寒暖の差が激しい砂漠気候ということもあって、夜間にはかなり冷え込むことも珍しくない。

 ケガをした犬のために服を着せ、暖かい寝床を作ってくれた近所の人の優しさにも感動だ。

written by ruichan

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