
イギリスで困っている動物たちの保護活動をしているWildlife Aid財団には、毎日のようにいろんな生き物たちを助けてほしいというSOSの通報が入る。
今日はこのシーズン恒例の、カモのお母さんとヒナたちのレスキュー要請だ。早速駆け付けるサイモンさんとスタッフたち。その活躍を見てみよう。
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TRAPPED duck and ducklings given a helping hand to water!
今日受け取った通報によると、水場へのアクセスがないアパート群の真ん中で、マガモのヒナが生まれたという。
現場に到着。確かに庭の植え込みの中に、母鳥と複数のヒナたちがいることが確認できた。しかしお母さんは警戒モード。ヘタに刺激すると、ヒナたちを置いて飛び立ってしまうかもしれない。

茂みの中には孵化後の卵が残されていた。多分お母さんはどこかからこの庭に飛んできて、水のある場所に出られないことを知らずに産卵したようだ。
サイモンさんたちはネットを仕掛け、脅かさないように注意深く母鳥とヒナたちをそちらに向けて誘導するよ。

作戦は成功! 一家はそろってネットの中に入ってくれた。

ケージに移ってもらって一安心。安心して暮らせる池に連れて行くけど、ここでも注意が必要だ。母鳥だけを先に放したら、飛んで行ってしまうかもしれない。まずヒナ、それから母鳥の順番で、タイミングよくやらないと。

そしてミッションコンプリート。母子たちは仲良く泳ぎ去って行ったよ。

ビルの屋上など、行き場のない場所で卵を孵してしまったカモたちを助けてあげたというお話は、毎年のようにニュースになるよね。今年もまたどこかで、たくさんの救出劇が起きるのだろう。世界中の優しい人たち、どうもありがとう!
written by ruichan
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