アメリカのカリフォルニア州にあるモントレーベイ水族館は、地元モントレー湾に生息する生物たちの研究に取り組んで、世界的にも高い評価を得ている水族館なんだ。
今日はこの水族館に併設された研究施設、モントレーベイ水族館研究所(MBARI)の深海調査艇が2019年に撮影した、モントレー湾の珍しい生き物たちを見てみよう。
sponsored links
sponsored links
MBARI Top 10: A treasure trove of bizarre, interesting, and wondrous encounters in 2019
1. クジラウオの仲間。モントレー湾1,665m
2. ヒドロゾアの一種。ビッグサー沖3,976m
3. オタマボヤの仲間。モントレー湾2,965m
オタマボヤ自体は10cm程度の大きさしかないが、粘液で作った直径1mほどの「家」を作る。この動画ではその「家」を放棄して逃げて行ってしまった。
4. 深海のオクトパス・ガーデン。デーヴィッドソン海山付近3,191m
この海山の近海は「新種生物の宝庫」とも呼ばれている場所だよ。ここに写っているタコたちは、実は抱卵中なんだ。この映像については以前カラパイアで特集しているので、こちらもぜひ読んでみて!
5. Notobranchaea macdonaldi(裸殻翼足類の一種)モントレー湾1,195m
6. 海綿の庭園。サー・リッジ海嶺837m
7. カリフォルニア・カタクチイワシの群れ。 モロ・ベイ沖334m
8. オトヒメノハナガサ。円の中はウミウシの仲間。ビッグ・サー沖3978m
9. カタアシクラゲの仲間。モントレー湾430m
10. 沈没船「リンダ・ローズ号」。モロ・ベイ418m
やっぱり深海の異世界っぽさって、夢やロマンをかき立ててくれるよね。実際に目にする機会もなかなかないので、こうして映像で見せてもらえると毎回感動しちゃう。
なお名前についてはできる限り調べたけれど、もし間違いがあったらぜひコメント欄で教えてほしいな。
written by ruichan
▼あわせて読みたい
この口でどうやって食べるのか?巨大な牙をもつ異相の深海魚ヒガシホウライエソ
これどこの異世界生物?海の底のクリーチャー、ホヤの仲間を紹介しよう
その名も「キング・オブ・ザ・サーモン」!珍しいフリソデウオの仲間の赤ちゃんが撮影されていた
いや、これってフェイクでしょ?というコメントが殺到した、透明な頭を持つ魚デメニギス(クリーチャー系出演中)
キモカワキレイ?深海のセンジュナマコさんの優雅な動きをご覧ください
コメント