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 ペットを飼うには覚悟がいる。最後まできちんと責任をもって面倒を見るという覚悟が。だが世の中には飼えなくなったペットを捨てていくような、無責任な飼い主もいないわけではない。

 それもわざわざ木に繋いで行ったり地下室に繋いで行ったりなど、餌も水も摂れない環境に置き去りにするケースもあったりする。

 今回アメリカから届いた動画のケースでは、飼い主が犬を鎖につないだまま引っ越してしまったらしいんだ。運よく近所の人に発見されたこの犬だが、無事に救出することができるのだろうか。
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Break the Chains - Stray Rescue of St.Louis

 アメリカのミズーリ州セントルイスに本拠を置ストリートアニマルの保護団体、「Stray Rescue」に「鎖につながれたまま捨てられている犬がいる」との通報が入ったのは、今年1月中旬のこと。

 早速現場に駆けつけると、そこには骨と皮ばかりの姿にやせ細った犬がいた。
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 どれだけ長い間放置されていたのだろう。お腹を空かせた犬はスタッフの与えた餌に飛びついて、夢中になって食べ始めた。

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 鎖を切ろうと試みるものの、頑丈な鎖はなかなか外すことができず、悪戦苦闘するスタッフ。

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 ようやく外れた! これでもどこにでも行けるね!
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 車に乗ってからも、ドッグフードの袋を破ってむさぼるように食べ続ける犬。もう大丈夫、これからは好きなだけ食べられるよ。

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 透き通るようなブルーの瞳が印象的なこの犬は、「コバルト」っていうステキな名前を付けてもらったんだって。



 この救出劇から2週間。コバルトはすっかり元気を取り戻し、毎日オモチャで遊んだりお散歩をしたり、美味しいご飯をお腹いっぱい食べているそうだよ。


written by ruichan

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