
海に棲む生き物の中でも、人気の高いのが「ウミウシ」ってやつ。陸上にいる仲間はちょっと……という人も多いかもしれないけれど、海の中にいるウミウシは宝石のようにきらめいていて、見つけるとすごく嬉しくなっちゃうんだよね。
今日はそんなウミウシを動画でお届けしちゃうよ。楽しんでもらえたら嬉しいな。
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Mucky Secrets - Part 19 - Sea Slugs Feeding & Mating - Lembeh Strait
ウミウシの多くは巻貝の仲間と同じく、「歯舌」と呼ばれる器官を使って食事をしているのだが、この歯舌の形によってさまざまな種類に分けられているんだって。
これはエマウミウシ。西太平洋からインド洋にかけて分布している。

ウミウシの仲間は主に肉食だが、種類によって食べるエサが違ってくる。なので水槽の中で飼育するのは難しいんだそうだ。イロウミウシの仲間はカイメンをエサにすることが多いんだよ。
シンデレラウミウシというメルヘンチックな名前がついたウミウシ。日本近海から東南アジアにかけて生息しているよ。

ゼニガタフシエラガイは20~30cmにもなるんだって! ホヤの仲間をエサにしていて、日本近海からオセアニア、インド洋、そしてアフリカ沿岸でも見ることができるよ。

クロスジリュウグウウミウシもホヤが大好きだ。

セグロリュウグウウミウシの仲間もやっぱりホヤを食べている。このウミウシも日本近海で見ることができるよ!
ここに写っている2匹は、お相手を見つけて交尾中。ニオイや感触で同じ仲間を探すんだそうだ。ウミウシは雌雄同体だって知ってた? 身体の右側にある生殖器官を使って、こうやってお互いに受精し合うんだって。

産卵をするキイロウミウシ。白いリボン状に見えるのが卵だよ。通常はエサとなるホヤや海面の近くに産み付けられるんだそう。

つながって移動するマダライロウミウシ。なぜこうしているのかはよくわかっていないんだって。

キレイで不思議な生き物「ウミウシ」については、まだよくわかっていないことも多いみたいだけど、カラフルで見ていて飽きない美しい生き物であることは間違いないよね。
同じ種類でも場所によって色や模様が違っていたりと、奥の深い生き物でもある。マランダーはこれからもウミウシファンのお友だちのために、珍しくってキュートなウミウシたちを紹介して行こうと思ってるよ。次回もどうぞお楽しみにね!
written by ruichan
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