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 ロシアで「家ピューマ」として暮らすメッシと、そのご主人のアレクサンドルさんご夫妻は、広い敷地に一軒家を建ててこの度移り住んだのだが、その新居に引っ越した早々に、新たな家族が増えたんだ。

 その家族とはなんと、またしてもネコ科の猛獣であるメスのチーターだという。彼女はいったいどんな経緯で、メッシのおうちに来ることになったんだろうか。


Раскрываем секрет! Знакомство с гепардом. 31 декабря

 昨年の年末、ピューマのメッシの飼い主であるサーシャ(アレクサンドルさんの愛称)さんの新居の庭に、何やら新しい建造物が建てられていた。実はこれ、新たに引き取ることになったチーターのイチェルさんのおうちなんだ。

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 イチェルさんはとあるサーカスの花形だったのだが、同じサーカスにいた他のチーターたちとの折り合いが悪く、いじめを受けていたんだそう。

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 仲間であるはずの同じチーターたちに、エサを横取りされたり仲間外れにされたりと、つらい生活を送っていたイチェル。

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 そこで心配したトレーナーのダリア・コスチュークさんが、メッシというビッグキャットと暮らすサーシャさんに白羽の矢を立てたのだ。

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 白木の香りが漂ってきそうな、出来立てほやほやの新しいおうち。イチェルさんは何を思っているのだろうか。

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 ピューマ1頭でも大変なところへ持ってきて、新たにチーターまで引き取るというのは、なまじっかな覚悟でできることではないはずだ。ダリヤさんは常々、サーシャさんご夫妻の強い責任感と意思に敬意を表していたんだそう。その縁でまとまったこの縁組だが、イチェルさんにとってここが安住の地となるといいよね。

 この後床には草が敷かれ、居心地のいいお部屋ができあがったようだよ。イチェルさんもすっかり新しい環境に慣れて、くつろいでくれているみたい。


 しかしチーターというとアフリカのサバンナに住む生き物だよね。厳寒のロシアの冬に適応することができているのが凄くない? ところでイチェルとメッシが顔を合わせる日は来るのだろうか。続報を楽しみに待っていたいと思う。

written by ruichan

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