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 インドにはとにかく野良犬が多い。狂犬病の媒体ともなっているので、むやみに近寄るのは危険でもあるのだが、それでもAnimal Aidのスタッフたちは、恐れずに傷ついた犬たちの保護に今日も奔走してくれている。

 今日も顔から血を流している子犬がいるとの通報に、スタッフが現場に駆けつけたのだが……。
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Hopeless puppy proves amazing things can happen

 そこにいたのは車にはねられ、力なく地面に横たわっている子犬だった。
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 Animal Aidの病院へ子犬を連れ帰ったものの、「ダメかもしれない」という思いがスタッフの脳裏をよぎる。

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 幸いなことに、骨折などの大きなケガは見つからなかった。とりあえず傷口の手当てをして、点滴を開始。意識が戻るといいのだが。

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 驚いたことに子犬は翌日には意識を取り戻し、元気にミルクを飲み、自分の足で歩き始めたんだ!

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 リズと名付けられた子犬は、数日後にはすっかり元気になり、お母さんの元へと帰ることができたんだよ。

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 親切な通報者とAnimal Aidの献身的な看病のおかげで、無事に親子の再会を果たせたリズ。小さないのちを救うために、躊躇なく通報してくれる市民の皆さんのあたたかさにも感謝の気持ちを禁じれない。彼らの活動が地元のウダイプルの街に、しっかりと根付いてきたあかしでもあると思う。

 Animal Aidの活動をインド政府に認知してほしいという声も上がり始めているようだ。広い国土を持つインドだけれど、他の地域でもこのような活動が少しずつ行われるようにもなってきているらしい。

 いつかインドの他の街を舞台にしたハートフルなストーリーを、マランダーで紹介できるようになるといいと思ってるよ。

written by ruichan

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