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 インド西部の古き都ウダイプルで、ストリートアニマルの保護活動をしているAnimal Aid。今回彼らが向かった先には、酷い状態で取り残された子犬たちがいた。
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Covered in solid tar puppies trapped in their own bodies, only their eyes could move, rescued

 Animal Aidに今日寄せられた通報は、タールにハマった子犬たちがいるというものだった。早速現場に駆けつけたスタッフが見たものは、かろうじて目だけを動かせる状態の子犬だった。

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 この時は2匹の子犬を保護。その身体を覆うタールはすでに固まってしまっており、簡単には取り除くことができなかった。

 丹念に少しずつ、タールを洗い落としていく。
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 ところが夜になって、さらに2匹の姉妹たちがタールまみれになって発見された。小石やビニール袋がタールで身体に貼り付いて、こちらもひどい状況だ。

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 スタッフが総出で、子犬たちのタールを時間をかけて取り除いていく。根気のいる作業だが、なかなか完全にキレイにはなってくれない。

 そうこうするうちに子犬たちの母犬が見つかったとの知らせが! ほどなくして母子の再会が実現した。

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 やがて子犬たちはタールから解放されて、元気に走り回るように。それぞれジェッシ、ジーナ、ピーナッツ、プリヤーという名前をつけられた子犬たちは、スタッフたちのアイドルになったよ!

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 このタールは、ゴミ捨て場に廃棄されていたものだという。まず1匹がタールに触ってしまい、その鳴き声を聞いて近づいてきた他の子犬たちも、次々にハマってしまったのではないかと、スタッフたちは推測しているそうだ。

 もう少し発見が遅かったら、子犬たちの命は危なかったかもしれない。献身的にタールを取り除く作業をしてくれたスタッフたちには、本当に頭が下がる思いである。ちなみにAnimal Aidでは、この後母犬に避妊手術を受けさせたそうだ。

written by ruichan

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