
image credit:Facebook
ベルギーのモンスという地方で、バイクをかっ飛ばしていたある男性。ギュンギュン走っているさなか、目の端に信じられないものを見つけて思わず「ノーン!」と叫び声をあげてしまった。
彼が思わず叫んだのも無理はない。だって彼が見つけたのは、高速道路の真ん中にうずくまる小さな茶トラの子猫だったのだから……。
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Silky, sauvée de l'asphalte par Quentin et Didier !
動画を見ると、画面の中に子猫が映るのは本当に一瞬だ。

子猫がいる、とわかって見ていなければ見逃してしまいそうなほどのスピードと小ささ。だけど、この男性はすぐさま叫び声をあげると、バイクを道の脇に停車させたんだ。
あわてて子猫のもとへ戻ろうとすると、同じく茶トラのフワフワに気づいた男性が車を停め、降りてきた。

二人は急いで子猫のもとへ駆け出しながら、後方からやってくる車に気づいてもらおうと、懸命に手を振る。その姿はやさしさにあふれていて、なんだかちょびっと泣けてきちゃうんだ。
必死でアピールしたかいあって、後続車は子猫の手前でスピードを緩めてくれた。おかげでこの茶トラの子猫は、無事に救出されたよ。

こんなに小さな子猫が、どうして高速道路の真ん中にひとりぼっちで……と思わずにはいられない。

でもとにかく、心優しいバイカーとドライバーのおかげで、この子の命が無事に救われたことを喜びたいね。
真っ白な口元が可愛いらしいこの美人ちゃんは、このあとドライバーによってキャットレスキュー団体へ引き渡されたそうだ。
そこで彼女は「シルキー」と名付けられ、数週間後には引取先も決まったという。
保護された動物の動画は数あるけれど、一部をのぞいては、その後についてはわからないことも多い。でもこの子の場合は、ちゃんと無事にお家が見つかったようで何よりだ! いっぱいいっぱい、幸せになるんだよ。
ちなみに、この子猫を発見して助けたバイカーは、後日迷える鳥(スズメ?)のヒナを救出していた。
こういう星の下に生まれた人っていうのが、いるのかもしんないな。
written by momo
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コメント一覧 (3)
マランダー
が
しました
言葉は違うけど猫を心配してるのが伝わるし、とても心優しいんだろうなって思っちゃってジーンと来てしまう…
マランダー
が
しました
ありがとう!
マランダー
が
しました