
マランダーで以前ご紹介したことのある「メジロダコ」というタコを覚えているかな? そう、貝殻を自分の装甲がわりにして身を守る、かしこい習性をもつタコのことだ。
今回そのメジロダコに貝殻のあっせんをするダイバーが、ネット上で話題になっていたのでシェアしておこう。
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Octo in a cup
この動画はインドネシアのレンベ島近海で撮影されたもの。プラスチックのカップを被ったタコを見つけた撮影者さん、「それじゃ身を守る役には立たないよ!」と貝殻を見つけてきてあげたのだが……。

あら、お気に召さなかった?

この時のダイビングチームの面々が、とっかえひっかえいろいろな貝殻を探してくるものの、タコのおめがねに叶う貝殻はなかなか見つからなかったんだ。
そろそろ酸素が残り少なくなってきたころ、ようやくタコが気に入ってくれる貝殻を持ってくることができたみたい。さあ、早速引っ越しだね!

と思ったら、タコが捨てたのはカップではなく最初から持っていた貝殻の方。ちがうちがう、プラカップの代わりなんだってば!

というダイバーたちのアピールに、一瞬恐れをなしたのか逃げ出しかけたタコだったが、落ち着いて様子を見守っていたら、ちゃんと貝殻の中に納まってくれたよ。

たしかに薄っぺらいカップでは身を守ることはできないよね。ギリギリまで粘ってくれた優しいダイバーさんたち、かしこいタコもきっと感謝してくれていると思うよ!
written by ruichan
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コメント一覧 (2)
マイクロプラスチックの健康被害はあるだろうけど…そっちじゃなくて?
マランダー
が
しました
マランダー
が
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