
アメリカ西海岸を舞台に、動物他たちの保護活動に取り組んでいるHope For Paws。今日スタッフが受けた通報は、しっぽがレーザーワイヤーに絡まってしまった猫を助けてほしいというものだった。
早速現場に急行するスタッフだが、今回の救出劇も簡単なものではなかったようだ。猫を保護する際は煙突の壁を壊したり、高速道路を命がけで渡ったりと、いつも一筋縄ではいかないみたい。
今回の動画には、ちょっぴりだけど出血と手術シーンが写るので、苦手なお友だちは閲覧注意でお願いするよ。
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Razor wire almost kills a Siamese cat who was hanging upside down by her tail.
「会社の駐車場のフェンスに巻かれたレーザーワイヤーに、猫が絡まってるの。何とか助けてあげて!」という社員さんからの通報で、現場に駆けつけたスタッフが見たものは、鋭利なワイヤーにしっぽをからめとられ、逆さ吊りになった猫だった。

よく見てもらえばわかると思うが、レーザーワイヤーには有刺鉄線よりも鋭利な刃物がついていて、スタッフもうかつには手を出せない。

そこでスタッフは、動物管理局の職員にヘルプを求めた。彼らは特殊な道具で猫を救出。ワイヤーを外せるか見てみたけれど、素人がどうにかできる状況ではないようだ。

というわけで動物のお医者さんの出番である。痛みとストレスで気が立っている猫に、手慣れた様子で麻酔注射を打つお姉さん、グッジョブ!

ワイヤーは無事に外すことができたが、しっぽは逆さ吊りになった衝撃で何カ所もの骨折が認められ、やむなく切断することに。

手術は無事に成功し、元いた場所へ帰された猫。1週間後に会いに行ってみたら、すっかり元気になっていたよ。

どうやらこの猫、そして他にも数匹いるらしい野良猫たちは、ここの会社の社員さんたちがエサをやるなどして面倒を見てあげていたらしい。バーブと名付けられたこの猫の帰還を、社内からたくさんの笑顔が歓迎していたよ。
ちなみに危険なレーザーワイヤーだが、社員さんたちが「撤去してほしい」と社長に直訴したんだそう。快諾した社長さんの手配ですぐにすべて取り払われ、もう猫たちがケガをする心配はないとのことなので安心してね。
written by ruichan
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