人里離れた山の中やなんやかやで、野生動物に遭遇……ってところまではよくある話。日本だって、シカやタヌキやキツネに注意なんて標識があるくらいだしね。
だがそんな動物たちが道路に飛び出してくる危険については想定していても、彼らが道路を占拠して、ちっともどいてくれないという事態はあまり考えていないんじゃないかな。
先へ進みたいのに進めない。オマケにこちらを敵認定して向かって来られた日には、いったいどうしたらいいんだろうね。
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Moose Attacks pickup truck
道路をふさいで立ち尽くしているヘラジカの母子。
ピックアップトラックを運転していた撮影者さん、先を急ぎたいのだがヘラジカたちはどいてくれない。
少し移動してはまた止まり、振り返っては……。
ガンつけに来る……!
よし、脇にどいたぞ!と横をすり抜けようとすると、体当たりしてくるお母さん。
頭や肩で何度も何度も、クルマにタックルを仕掛けてくるんだ。
時間にして15分ほど、移動距離にして1.6キロほど、撮影者さんたちはこの母子と付き合っていたらしい。このあと隙を見て、ようやく横を走り抜けた撮影者さんたちだったが、お母さんはスピードを上げて、追いすがってきたようだ。
撮影者さんによると、どうやら道を外れた森の中にはグリズリーかオオカミがいて、子供を守るためにも道路から離れられなかったのではないかとのことだ。
野生の生き物との遭遇はときとして危険をもたらすこともある。特に子供を連れた母親の場合、命を懸けて子供を守ろうと、なりふり構わず攻撃してくる可能性もあるわけで、この人たち窓開けっぱなしで運転しているもんだから、ハラハラしながら見守ってしまったよ。
written by ruichan
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