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 霊長類の一端を担うサルたちは、知能が高く好奇心も強い。そしてまたニンゲンを恐れず、犯罪行為に走る者もいたりする。

 観光地の寺院などにいるサルたちは、特に土産物やお供え物なんかを強奪していく常習犯なのであるが、どうやら敢えて「食べ物は奪わない」サルたちもいるようだ。

 食べ物以外のアイテムを持ち去って、いったいどうするつもりだろう。今日はBBCによる、そんなサルたちの実態に迫ったレポートをご紹介しよう。
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Why are these monkeys are stealing from tourists? | World's Sneakiest Animals - BBC

 多くの観光客が行き交う観光地。ここにいるサルたちは彼らの持つ食料には目もくれず、ニンゲンが身につけている帽子やサングラス、サンダルといった物品を強奪していく。

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 ニンゲンがたくさんいたってなんのその。顔にかけているサングラスに手を伸ばして、無理やりはぎ取っていく強盗たち。

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 そこでレポーターのクリス・パッカムさんは一計を案じ、サルが奪いやすいようにわざとスマホをぶらぶらさせて歩いてみた。案の定、あっという間にクリスさんの手からスマホをひったくって行ったサル。

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 大切なスマホを返してもらうためにはどうしたらいい? そう、食べ物と交換してもらうのだ。まるで身代金を要求する誘拐犯である。

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 今回は見事に交渉成立。両手に食べ物をゲットしたサルは、スマホをその場に置いて去って行ったのであった。

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 まあ今回は無事に済んだけども、サングラスが壊されていた映像もあったし、大切なモノはそもそも奪われないよう注意するに越したことはない。

 この動画が撮影された場所については触れられていないんだけど、紫の布を巻いている観光客がたくさん写っているところから、多分バリ島のどこかの寺院じゃないかと思う。短パンやミニスカで足を出していると、この布を腰に巻くことになるんだよね。

 バリ島のお寺もインドやネパール同様、サルの被害に遭う観光客が後を絶たないことで知られているんだ。オヤツやフルーツ、飲み物だって、奪われないという保証はない。もし訪れる機会があったら、ぜひぜひ気をつけてほしいものである。

written by ruichan

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