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image credit:Instagram

 ゴールデンレトリーバーのピピンは、ずっと一緒に暮らしてきた兄犬のオートミールを病気で亡くして以来、ふさぎ込んでしまっていた。

 なんとかピピンを勇気づけたいと考えた飼い主。だけど、愛犬を亡くした悲しみは飼い主にとっても大きく、なかなか新しい犬を迎える気持ちにはなれない。

 そこで飼い主が選んだのが、モルモットのフランケンシュタインだった。その日以来、フランケンシュタインはまるで影のように、ピピンのそばにぴったりくっついて離れなくなったんだ。
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 オートミールとピピンは、どんなときもピッタリそばを離れない最高のワンワン兄妹だった。


 それだけに、オートミールがいなくなってしまったあとのピピンはかなり気落ちしてしまい、飼い主はバカンスに連れ出すなど、なんとかしてピピンを元気つけようと四苦八苦したようだ。

 そんな「ピピンを元気づける大作戦」の一環として、家族に仲間入りしたのがモルモットのフランケンシュタインだった。


 保護モルモットだったフランケンシュタインは、家族の一員になるやすぐさまピピンのことが大好きになった。

 ピピンが寝転んでいると、必ずやってきてヒゲや尻尾の下にもぐり込もうとするし、外をお出かけするときは必ずその後ろをついて歩く。その姿は、まるで小さな影のよう。


 「どこへなりとも、着いてきますぜ、ボス!」


 フランケンシュタイン、うっかり自分のことを犬だと思っている可能性あるね。

 こんなふうに、四六時中ついてまわる小さなモフモフのおかげで、ピピンはすっかり活発さを取り戻したんだそうだ。
 
 ピピンはあまりフランケンシュタインのことを気にしてないような素振りを見せるけれど、近くにいること嫌がったことは一度もない。


 いつでも寄り添ってくれるフランケンシュタインのおかげで、きっとピピンはひとりぼっちじゃないって、安心したんだろうな。

 大好きだった家族を亡くした悲しみは簡単には癒えないし、その愛しさは何かに置き換えられるものじゃないけれど……。


 フランケンシュタインを迎えてはじまった新しい冒険の毎日を、まためいっぱい愛して、楽しんで、幸せに過ごしてほしいな。

written by momo
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