「魔の2歳児」という言葉がある。赤ちゃんから幼児へと成長の過程にある子供って、ちょうど自我が芽生えてきて、何でも「自分で!」やりたくなっちゃうお年頃なのだ。
でもスキルはもちろん追いついていないわけで、親にとっては毎日が忍耐と闘いの日々となる。
柴犬ハルさんのおうちの赤ちゃんも、だんだん2歳が近くなってきて、できることが毎日増えて嬉しいさかり。ハルさんも忍耐強く付き合ってあげているようなんだけど……。
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How to Make a Peanut Butter and Jelly Sandwich.
ハルさんのご主人の赤ちゃん、エイブラムくん。もうすぐ1歳と8カ月になるエイブラムくんは、赤ちゃん時代をそろそろ卒業しようとしているみたい。
「ねえ、なにしてるの?」
今日はアメリカの定番、「ピーナッツバターとジェリー(ジャム)のサンドイッチ」を作ってみるよ!
「ほんとにこの子にやらせる気?」
「あたしは結構よ、遠慮しとくわよ」と、さりげなく距離を取るハルさん。
「遠慮しなくてイーヨー」と、ハルさんにお裾分けしようとするエイブラムくん。
「アンタまず、口の周りを何とかしなさいよ」
なんとなく悟ったような表情でため息をつきそうなハルさん。
エイブラムくんはこれから毎日、どんどんいろんなことができるようになって、もっともっと知りたいこと、やりたいことがたくさん出てきて、そうしてすくすく大きくなっていくんだよ。
優しいお姉さんのハルさんは、きっとそんなエイブラムくんのよき遊び相手、よき守り手となってくれるだろうね。
いつもはこんなに仲良しな1人と1匹なんだよ。
written by ruichan
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