アメリカ・インディアナ州ローレンスの警官、ビショップ氏は、ある日住民から連絡を受けた。近くの空き家に犬がいるという。
さっそく相棒と現場へ向かったビショップ氏。そこにいたのは、野ざらしでフェンスにつながれたままのハスキー犬だった。
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住民の話によると、この犬は数日前からここにいるようだった。
空き家の裏口から庭に侵入すると、人の気配に気づいたハスキーは足をしきりにバタつかせ、尻尾をふってみせる。
どうやら、完全にフェンスにくくりつけられているようだった。
首元をほどいて自由にしてやると、ハスキーはビショップ氏の体によじのぼり、しきりに飛びはねた。
ようやく誰かが気づいてくれた! 自由にしてくれた! そんな喜びが全身からあふれ出しているようだ。
日中は25度を超える気温の中、水もなく、ほとんど身動きもとれない状態で数日つながれていたハスキーだが、健康状態は悪くなさそうなのが幸いだった。
ここでビショップ氏、おもむろにスマホを取り出してハスキーの姿をバシバシと撮影しはじめる。
ハスキーは1度、アニマルコントロールに引き取られ、健康状態のチェックや飼い主の検索などを行うことになるのだが……。
飼い主が名乗り出なかった場合、公共の保護施設では殺処分もあり得てしまう。
その場合ビショップ氏は、みずからがこのハスキーを引き取ろうと考えていたんだ。ハスキーのナイスな写真を何枚も撮って奥さんに送り、事前に説得するという手段に出たというわけ。
その後、このハスキーがどうなったかというと……。
Hi everyone ! My mom and dad finally caved and made me my very own page ! They’ll be occasionally posting photos and updates of me since rescuing me. Thanks for all the love and support of my new #humanfamily and #bluefamily. Lots of slobery kisses, #Rizzo pic.twitter.com/8CoyeTY5Un
— Rizzo Bishop (@Rizzo_Bishop) June 15, 2019
リゾ、と名づけられたハスキーは、ビショップ氏とその奥さんにめでたく迎え入れられ、専用のTwitterアカウントまで開設された。
8年前、同じくビショップ夫妻に保護されたお兄さん猫のコルトとも、仲良く暮らしているようだ。
リゾを救出しているあいだ「いい犬だ」「いい子だ」「毛だらけだ」「新しい相棒ができた」と、リゾへのほれ込みっぷりがダダ漏れだったビショップ氏。
これはもう、運命の出会いだよね。人の勝手で捨てられてしまったリゾだけど、これからはめいっぱいの幸せが待ってるよ!
written by momo
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一度咥えたら離さないんだから。ぐるぐる回ってハスキーもバター化していた
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マランダー
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