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 いつもダルタニャンとその彼女をはじめとするゆかいな猫ズの日常が見られるYouTubeチャンネルで、とある猫を保護したときの様子が公開されていた。

 ある日から、毎日のように庭へやってきて、ご飯が欲しいとねだる猫。その猫は左後ろ足が悪く、さらに子猫を生んだばかりのようだった。

 猫を保護しようしも、肝心の子猫たちがどこにいるのかわからないままでは、病院に連れていけない。ご飯を食べさせつつも、猫の動きを見守る日々が続いた。
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I followed this limping mother cat and found her whole family in the bushes!!

 足の悪い母猫は、1日に2度、食べ物を求めて庭を訪れていた。

 家主は、母猫のあとを追って子猫の居場所をつきとめようとしたけれど、母猫は食事のあと、いつも庭でしばらくくつろいでしまう。

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 そのため家主は、母猫が庭を出ていくタイミングになかなか居合わせられなかったそうだ。

 ある日、ようやくチャンスがめぐり、家主は母猫のあとをついていった。すると、道ばたのやぶの中に、身を寄せあって生きる家族の姿があったんだ。

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 まだ目が開いたばかりの、5匹の子猫たち。家主はまず子猫たちをケージに入れて運び、心配してついてくる母猫を別のケージの中へ。

 こうしてようやく、子猫と母猫たちは、そろって病院に行くことができた。

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 母猫は、最初に子猫たちがケージへ入れられたときも、病院へ着いたばかりのときも、しきりに周囲やニンゲンの動きをうかがい、子猫を心配していた。

 その表情を見ているだけで、ちょっと胸がいっぱいになってしまうほどだ。

 でも決して怒ったり威嚇したりしなかったのは、きっとこのニンゲンが我が子たちを助けてくれるんだと信じていたからだと思う。

 母猫の足については、診察の結果、ずいぶん前に痛めたことによる骨の形成異常だとわかった。もう治療する手立てはない段階だけれど、いまの状態でもきちんと生活できているし、当面このままでも大丈夫だろうと判断されたようだ。

 ひととおりの診察をおえた母猫と5匹の子猫たちは、今はそろって一時預かり先の家で過ごしている。

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 子猫と一緒に母猫を受け入れてくれる家族にめぐりあえるといいな。こんなに強くてやさしくて、立派なお母さんなんだもの。

 この動画を見た海外のお友だちも、母猫の穏やかさや信頼、家主さんの行動に胸を打たれた人が多いようだ。

・なんてやさしくて愛らしい母猫なの!
・どうか子猫と一緒に引き取られますように
・この母猫は、家主さんをすごく信頼してたんだね。だから、あとをつけられても逃げなかったし、子猫に触られても怒ったりしなかった
・この母猫は、この人が自分たちを助けてくれるって信じてたんだね
・こんなに痩せて、足もケガして、きっと大変な目にあってきただろうに、それでもこの母猫は人を信じてくれたんだなぁ
・子猫たちにも、母猫にも、家主さんにも、幸あれ!!


written by momo
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