後ろ足が生まれつき麻痺していた猫、人々の手助けを受け新たな猫生へ : マランダー

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2016年のある日、心優しい人が、ニューヨークにある動物病院に小さな茶トラ猫を運び込んだ。その子猫はどうやら母親から育児放棄をされていたようで、力なく道端に横たわっていたという。動物病院では、後ろ足に麻痺を抱えており、すぐには歩けないという事実も発覚した。

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　病院にて手厚いケアを受けていたこの猫はアメリカの人々が大好きな食べ物マカロニ＆チーズからとり、「マックアンドチーズ」と名付けられた。道端で行き倒れていたところを保護されたマックアンドチーズだったが、この病院の人々は見捨てなかった。

　なんと病院で働いていた技師たちが力を合わせて、廃材を集めてマックアンドチーズのために専用の車いすを作ったのである。

　車いすを装着し、スムーズに歩きはじめるマックアンドチーズ。
　そばには技師たちと思われる人々の足も見える。
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　後ろ足は動かないものの、車いすの助けもあり広範囲へ素早く動けるように。
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　マックアンドチーズは、カメラの向こうにいる人々にその魅力を振りまいていた
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　車いすをもらったマックアンドチーズはこうしてハッピーエンド…だけではなく、さらなる幸せが待っていた。

　水中トレーニングを行うことで水の中で歩けるように。

　iPadを使って猫らしい動きも練習し始めた。

　病院でリハビリやセラピーをとことん受けたマックアンドチーズはその後、なんとついに里親も決まる。

　今ではこうして飼い主さんのもとで日光浴を楽しんだり猫らしい日々を送っているようだ。それ以来、マックアンドチーズの足は日々着実にたくましい歩みを見せるようになっているという。

　
　マックアンドチーズは、幼いころはけして恵まれた環境に囲まれてはいなかった。親はなく、お腹はペコペコ、1匹ぽっちで道端で行き倒れていた。そして生まれつき後ろ足は麻痺しており他の猫たちのようには歩けなかった。けれども、マックアンドチーズは運に見放されてはいなかった。心やさしい人に助けられ、あたたかな人たちが働く動物病院に運ばれた。そして努力の末、今では愛する家族の元で新たな毎日をすごしているのである。

　マックアンドチーズののんびり新たな猫生はFacebookで見てみよう。

written by kokarimushi

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